東京アカデミー立川教室
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教養科目は、中学や高校で習った内容がベースになります。そのため、大学受験などで複数の科目を勉強した人はその経験が役に立つかもしれません。
しかし、私は私立の文系大学なので受験に使用した科目が3科目しかなく、ほとんど役には立たず、中学高校で勉強した内容もほとんど忘れてしまっていたので、ほぼすべての科目を1から勉強するようでした。
ここで私がとった方法は、捨て科目を作ることです。
あまり大きな声でおすすめできるような方法ではないのかもしれませんが、公務員試験は専門も合わせれば30近い科目を勉強することになるので、全てを完璧に覚えることは不可能に近いです。
そのため、私は苦手でどんなに勉強してもなかなか覚えられない、かつ自分が受験する試験での出題数が少ない科目は思い切って捨て、その分他の科目に勉強時間を当てるようにしていました。
具体的に私が捨ててしまった科目は、世界史、日本史、数学、物理、思想です。
私の主な受験先は国家一般職、特別区、政令指定都市、財務専門官、国立大学法人等、その他市役所などだったので、これらの科目の出題数は少なく、捨ててしまっても他で頑張れば合格ラインに十分届きます。
受験先によっては、世界史、日本史などを捨ててしまうとよくない場合もあるので、各自の受験先ごとの出題数を確認することが大切だと思います。
反対に、文章理解、数的処理、社会科学などはほとんどの受験先で出題数も多く、勉強すれば成績を伸ばせる科目だと思うので捨てることはあまりおすすめできません。