東京アカデミー静岡校
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2022年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは。
東京アカデミー静岡校の教採担当「中の人」です (^^)ノシ
教職教養編の2回目は大問の3ですが、もはや定番といえる「新学習指導要領」からの出題です。
大問3 「小学校学習指導要領(平成29年3月告示)「中学校学習指導要領(平成29年3月告示)」「高等学校学習指導要領(平成30年3月告示)」の総則では、次の通り「学習評価の充実」について述べられている。文中の(⑳)~(㉔)に入る語句を以下のア~コから一つずつ選び、記号で答えなさい。
問題そのものは単純明快ですが、「学習評価の充実」が出題されている意図について十分に理解しておきたいです。
新学習指導要領のポイントは①社会に開かれた教育課程 ②育成を目指す資質・能力 ③カリキュラム・マネジメント④「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善の4つの柱となります。
今回出題された「学習評価の充実」は上記③④との関連による出題です。簡単に言えば、教育課程がよりよく改善され実施される以上は、学習評価も改善されて当然ということになります。
(1) 指導の評価と改善(第1章第3の2の (1))
(1) 児童のよい点や進歩の状況などを積極的に評価し,学習したことの意義や価値を実感できるようにすること。また,各教科等の目標の実現に向けた学習状況を把握する観点から,単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら評価の場面や方法を工夫して,学習の過程や成果を評価し,指導の改善や学習意欲の向上を図り,資質・能力の育成に生かすようにすること。
問題として出題された部分は上記の部分(「小学校学習指導要領」より引用)ですが、どこが空欄になったかよりも、この総則部分をじっくりと呼んでおくことが大切でしょう。
また新指導要領の解説部分の『観点別学習状況の評価について,「知識・技能」,「思考・判断・表現」,「主体的に学習に取り組む態度」の3観点に整理することが提言されている。』については、今回の空欄に該当する部分ではないものの、3観点を整理して覚えておくことは欠かせないことだと考えます。
では今回はこの辺で (・ω・)ノシ
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