東京アカデミー静岡校
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みなさん、こんにちは。東京アカデミー静岡校の伊藤です。
明日から12月ですね。静岡校にもサンタクロースが来てくれるように、小さなツリー🎄とポスターを設置しました。
東京アカデミーの看護師国家試験対策模試の受験者数は年間13万人以上です。実に国家試験を受験する人が3人集まれば、そのうち2人が受験をしている最大規模の模試です。今年度すでに終了している第1回模試の成績と過去4年間の成績を見比べてみましたら、第111回国試を受験するみなさんの現在の状況が見えてきました。コロナ禍でまだまだ不自由を強いられている受験生の苦しい状況が見てとれますので、現実を知りたい方は以下をお読みください。現実から目を逸らしたい受験生は、この先には進まないでくださいね。
必修問題が40点に満たない場合、国試は不合格になってしまいます。昨年(第110回)は休校等の影響で平均点がガクンと下がりましたが、今年は1.2ポイント上昇しています。しかしながら、コロナ前の水準にはまだまだ戻っていません。第110回国試(本試験)の必修問題の平均点は過去8年間でもっとも高い点数(46.9点/東アカ調べ)でしたが、第111回国試はそこまで高い点数にはならないと予想します(その理由はこのブログの後半で)ので、必修問題で足をすくわれてしまう受験生が出てしまうかもしれません。今すぐ、必修対策を!
ご存じの通り、状況設定問題は1問2点です。一般問題は1問1点ですので、状況設定問題の正答率が高ければ、当然、国試合格により近づくことができますよね。受験生ならば実感されると思うのですが、状況設定問題と実習はとてもつながりが強く、実習で学んだことや経験したことが、状況設定問題を解くヒントになることも多いですよね。未だに病院実習が学内の実習に切り替わったり、クラスターの発生により予定していた実習が中止されたり、延期されたりしている影響が出ているのでしょう。特に母性看護学・在宅看護論の点数が低いのもコロナの影響かもしれません。とは言え、状況設定問題の対策って、何をしていいのかわかりませんよね!
上記の通り、まだまだコロナ禍であることが模試の結果から見てとれました。厳しい状況ではありますが、国家試験までは時間がありますから、これからでも十分に間に合います。注意しなければならいないことは「危機感を持つ」ことです。コロナ前ならば試験間際のお追い込み学習だけで合格を手にした先輩方がいたかもしれませんが、今の受験生が置かれている状況はその時とは大きく違います。手遅れにならないように、早めに、正しい勉強方法で対策を進めましょう。
第112回国試より新しい出題基準が導入されます。という事は、第111回国試が現行の出題基準のラストイヤーになるのですが、過去の国試を振り返ってみると出題基準のラストイヤーの問題は難しく平均点が低くなることが分かっています(前回は第106回が該当します)。つまり第111回国試の問題は少なくとも前回のような平均点にはならないでしょう。受験生のみなさんは国試対策で過去問を解くと思いますが、くれぐれも前回(第110回)の問題が解けて安心してはいけませんよ。最低でも、第107回以降の問題を解いて、確実に合格点が取れるところまでは知識を高めておきましょう。
冬期集中講座ならば、必修問題も、状況設定問題も、合格のために伸ばしたい部分を手当てする講座が備わっています。ぜひ一緒に合格を目指しましょう。詳細はこちらからご確認ください。
また、第3回模試の受験もまだ間に合います。東アカの模試で今の学力をチェックしましょう。詳細はこちらから。