東京アカデミー静岡校
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こんにちは、山本です( 一一)
余談ですが、先月15日の中教審特別部会にて教員免許に10年の期限を設けている教員免許更新制を廃止するとの審議をまとめ了承され、本日の閣議後の会見で末松信介文部科学相が2022年度の早い時期に廃止し、23年度から新しい研修制度を始める考えを明らかにしました。
以前に書いた更新の際の教員側の負担や10年に一回しかないことによる更新講習としての不十分さなどのはあったもののただの廃止ではなく「発展的に解消する」ための案も検討されているとのことです。
令和の日本型学校教育にも示されている通り、こども達を導く側の教員にも、急激に変化する時代に対応し、個別最適な学びや協働的な学びが求められるということになります。
新しい研修は23年度から、ということは22年夏の試験を受ける方は試験の問題としてはもちろん実際に現場で働いてからの自身にかかわることなのでしっかりと動向を把握しておきましょう!
話を戻しまして、今回は「面接試験における教育法規の重要度」という内容をまとめています。
特別選考によって一次試験に教職・一般教養が免除される方が多くなっています。
そこで気になるのが「教職教養は本当に勉強しなくてもいいのか」ということで、よく来局された方から質問されます。
結論から申し上げますと「教職教養は勉強すべき」です。
なぜなら、「面接試験でも内容を問われるから」というのが答えだからです。
いくつか過去の事例をお見せします。
このように多くの自治体が教育法規の内容について質問しています。
面接でわざわざ聞かれるということは、教員として知っておくべき一般常識とも言えるので、ちゃんと回答できるようにしておかなければいけません。
ですので、一次試験に教職教養がなかったとしても少しは勉強した方がよいでしょう。
前回は教育基本法や学校教育法について頻出の条文を紹介しました。
教育基本法:【教員採用試験】教育法規(教育基本法)の勉強法!よく出る条文一覧
学校教育法:【教員採用試験】教育法規で覚えるべき学校教育法の条文一覧
今回は面接でもよく問われている地方公務員法の頻出条文を紹介します!
2016年夏試験から2020年夏試験までの5年間で、地方公務員法が全国全68自治体(試験としては53種類)の本試験で合計何問出題されたか調査しましたので下記に掲載します!
出題された問題数が多いほど頻出であると考えられます。
今後の学習の一助となれば幸いです。※過去5年間でのべ5問以上出題された条文のみ掲載
条文 | 回数 |
---|---|
第22条① | 5 |
第28条① | 9 |
第29条① | 14 |
第30条 | 55 |
第31条 | 24 |
第32条 | 46 |
第33条 | 60 |
第34条 | 10 |
第34条① | 40 |
第35条 | 48 |
第36条① | 17 |
第37条① | 5 |
第38条① | 15 |
第39条① | 5 |
これだけなら少し勉強すれば覚えることができるはずです。
他の条文や学習指導要領、生徒指導なども同時に勉強しておくと面接対策としても効果的です。
東京アカデミーでは直接校舎に通学せずに家で勉強できるようにZOOM(オンライン)講座を開講しています。
教職教養をはじめ、専門科目の対策まで行うことができます。
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面接は筆記試験のように解答がないため、独学で練習することは現実的ではありません。
東京アカデミーにも「面接試験は何が評価されるかわからない!」と悩み、相談に来る方は増えています。
そんな悩みを抱えている、面接が苦手な人のために、面接対策を早くできる講座を用意しました。
2022年1月22日~2022年3月19日(隔週土曜日に実施)
13:00~15:00 ・ 15:10~17:10
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