東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
昨日(12/3)はこちら香川県高松市でも地震がありました。私はお休みをいただいていたのですが、当日出社していた社員に話を聞いてみると、震度3とは思えないほど横に揺れを感じたそうです。また、先々月の10月に防火・防災管理者講習に参加し、防火・防災の基礎知識から防災管理の進め方・消防計画の作成まで、大切なことを勉強してきました。
現在、南海トラフの大規模地震発生の可能性が高まっており、地震防災対策の強化は最重要事項と言えます。そして地域の中核を担う学校はより一層、地震ひいては防災に対しての備えが必要となります。
【学校保健安全法第3条】
国は,各学校における安全に係る取組を総合的かつ効果的に推進するため,学校安全の推進に関する計画の策定その他所要の措置を講ずるものとする。
この内容を踏まえ、学校においては『学校安全の推進に関する計画』が平成24年4月に初めて策定され、今回の策定が第3次となります。
〇現行計画期間中の取組状況の検証及び社会の変化に基づく改善策
➣東日本大震災の教訓及び近年の災害の激甚化を踏まえた防災教育の充実
➣防犯・交通安全についての一層の充実方策
➣学校,家庭,地域,関係機関・団体との連携
➣新たな課題(SNSの普及,新たな危機事象)への対応
➣新型コロナウイルス感染症対策と安全対策の両立
これらの内容に基づき、
〇学校安全に係る取組の全国的な質の向上
〇安全教育、安全管理に関して教員養成段階で身に付けておくべきことや教員研修の在り方
についてがまとめられる予定です。
全国各地で震度6弱以上の巨大地震に襲われる確率などを示した「全国地震動予測地図」の2020年版によると、高松市64%、徳島市75%、高知市75%、松山市46%となっています。もちろん安全教育は地震への対策だけではありませんが、これから教員を目指す方にとって、安全教育への関心が低い、取組に対するビジョンが不透明という状態では、採用にたどり着くのは難しいと言えます。『第3次学校安全の推進に関する計画』の策定をきっかけに、ぜひ、安全教育について正しい知識を身に付け、実践レベルの意見作りを進め、合格を手にしてほしいと願います。
『第3次学校安全の推進に関する計画』の筆記試験対策を行いたい方はこちら⇒2022年夏教員採用試験対策 1日完結講座 教職教養対策コース
『第3次学校安全の推進に関する計画』の人物試験対策を行いたい方はこちら⇒2022年夏教員採用試験対策 1日完結講座 人物試験対策コース