東京アカデミー松山校
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みなさん、こんにちは!松山校 看護師国試担当です☺
今回は、10/31のブログでも取り上げた「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書(令和3年3月31日)」から、
第111回看護師国家試験の出題内容に反映されるかもしれない内容についてのお話です。
厚生労働省が全国の看護・医療の識者(看護協会の会長など)を集めて、「これから国家試験をどのように実施していくのが良いか?」を話し合いで決めていく会議です。
つまり、ここで提言されたことが看護師国家試験の今後の出題内容や実施方法、出題形式などがだいたい(全部ではありませんが)決定するということです。
看護師国家試験の主な変更点は、まとめると
①既出必修問題(過去の必修問題)の積極的活用
②長い状況文を付した単問の出題
③新しい出題基準を第112回から適用する(ことが望ましい)
の3点です。
第111回を受験予定の方には③は直接関係ないですが、①と②については、先ほどの試験時間延長の件からして、第111回看護師国家試験でも反映される可能性は十分あり得るということです。しかも、試験時間とか出題基準といった大きな変更ではなく、試験内容の変更なので、事前告知ナシでいきなり出題される可能性もあります(※)。
今回は変更点についてざっくりとまとめた内容をこちらで紹介しましたが、
もし「原文でどんなことが書かれているのか詳しく見て、対策に役立てたい!」という方がおられましたら、こちらからご覧ください。
(※)過去に厚生労働省は第99回試験から必修問題を50問に増問することを事前に告知。
第97回試験までは必修問題は午前1~30の出題であったのに対し、第98回試験では、事前告知なしに午前・午後問題を均等割り(午前1~15必修、午後1~15必修)にして、
受験生の多くが大変混乱した過去がある。
また、東京アカデミーの冬期集中講座ではこういった変更の可能性のあるポイントなどもふまえた上で授業を行います。
冬期集中講座は現在も全てのコースで募集を行っておりますので、一緒に頑張りたい!という方はぜひご参加ください。
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