東京アカデミー大阪校
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大阪市教育委員会が2024年度から教員免許状がなくても教員になれる特別免許状制度を活用し、理系の博士号を持つ任期付き研究者(ポストドクター)らを市立中学校の教諭として採用する方針を固めたとの報道がありました。
これは2021/6/29に開かれた大阪市総合教育会議で
次期「教育振興基本計画」に向けて(提案)の中で述べられていた、
教員の人材確保のために「特別免許状」を積極的に活用した採用選考の新たな特例措置を検討し、多様で高度な人材の教員採用を推進すべきである
という次期計画の新規施策として提案されていたものです。
通常の教員採用試験とは別の試験を設け、またポスドクだけでなく民間企業経験者も採用したい考えで、選考方法や採用人数などの詳細は今後検討されますが、
大阪市の「専門知識や社会人経験を生徒に伝えられる多様な人材を採用」したいということの現れと言えます。