東京アカデミー東京校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの安西です。
本日は「模擬授業の実施方法と対策法」について分野ごとに説明いたします。
【模擬授業】※一般的な流れ(自治体毎に詳細確認が必要です)
・実施時間は、3~15分程度
・受験者が実際に教壇でどのようにふるまうかを評価します。授業実施前には、指導案や構想メモを作成します。
・流れは、テーマの提示→構想および指導案の作成→入室→模擬授業→質疑応答→退室
◇指導案や構想メモをもとに実施する試験
模擬授業は、その場で与えられたテーマや設定をもとに(指導案を作成し)授業を行う場合と、試験日までに受験者があらかじめ指導案を作成して、授業を行う場合があります。また授業内容は、専門教科に関する指導と、学校生活や問題行動に対する生徒指導の2種類があります。教科に関する指導の場合、対象学年や単元、使用教材の指定などがあり、指導案は1単位時間分を作成し、その中から導入部分を10分程度実施することが多く見られます。下記に、テーマ例を挙げてみましたので、参照してください。
・教科指導テーマ例
〔中学社会〕公民的分野の「民主政治と政治参加」の単元において刑事裁判のしくみを理解させる授業をせよ。
・生徒指導テーマ例
調査の結果、宿題や学習用具、提出物など、最近忘れ物をする子どもが増えていることがわかった。しっかり準備する習慣を身に付けることの大切さについて話せ。
【評価の観点と対策】
教科指導では、授業のねらいが明確で一貫性のある授業構成か、いかに児童生徒の興味・関心を引き出して動機付けを行うかという点が重視されています。そのため板書計画や指導案を作成し、その際は中心となる発問の流れを押さえて授業構想を練ることが大切です。
生徒指導では、学校外での生活や部活動、問題行動への対処するために、児童生徒の状況を的確に把握し、説明力のある指導を行えるかが重視されています。そのため受験者の体験談や、児童生徒に実際に何かを体験させることを上手に盛り込んだ授業を考えることが大切です。
★簡単なチェックポイント
・話す声の大きさ・速さ
緊張で小声になったり、早口になったりしないように注意
・相手を意識
児童生徒にわかりやすい言葉遣いで、顔の表情も注意
・板書の構成、書順・速さ
1字1句丁寧に
・ねらいを明確
時間内に何を目的としているかがわかるように、主題を発問
さて、東京アカデミーでは、現在、
通学講座一般選考対策コース12月生
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