東京アカデミー難波教室
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こんにちは。教員採用試験の予備校、東京アカデミー難波校です。
本日は、意外と苦手にする人が多い論作文についてお話させていただきます。
論作文試験は、2次試験で実施する自治体が多いです。
小中高の校種問わず共通の課題を出す自治体もあれば、校種によって別の課題を出す自治体もあります。時間と字数が制限されます。
近畿圏では、滋賀県、京都府、京都市、大阪府(小学校、特別支援学校小学部)、堺市(小学校、特別支援学校小学部)
神戸市、和歌山県で論作文が課されます。
これらの自治体では特に、「教師論(広義での教師のあり方、資質・能力・力量、目指す教師像を問う課題、そのための努力や取り組みについて問う課題)」・「生徒指導・学習指導(生徒を対象とする教育目標や教育問題にどう取り組むか、という実践策を問う課題」が出題されます。
また、和歌山県では、「資料や文章を読ませたうえで自分の考えを述べさせる課題」が出題されます。
和歌山県を受験される方は、他の自治体と少し出題形式が違うことに留意しておきましょう。(和歌山県の試験傾向はこちらをチェック)
論作文を書く上で、自分の書く内容を気にされる方が一定層いますが、実はそれ以前のところで問題を抱えている方が多いです。課題をうまく把握できていなかったり、話がどんどん脱線したり、主語述語が飛んでいき構成がめちゃくちゃな文章ができあがったり、…この経験は私にもあります(笑)。
これから対策をされる皆さんは、内容よりも先に、以下のことに注意して論作文を書いてみましょう。
<論作文を書く上での注意点>
①原稿用紙の使い方に気を付けること ②文体を統一すること
③句読点、カッコ、その他記号の使用に気を付けること
④正しい文章を書くように心がけること ⑤かなと漢字、数字の使い方に気を付けること
⑥簡潔で分かりやすい文で書くこと
①~⑥以外にも注意事項はありますが、まずは書いてみないことには自分の間違いに気づきません。
どのようなテーマでも構いませんので、時間や字数を決めて書いてみましょう。
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