東京アカデミー神戸校
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本日の“実力診断シリーズ”は、「疾病の成り立ちと回復の促進」からの出題となります。
徐々に難易度も上がってきますので、スキマ時間で解いてみて、今の自分の実力をチェックしてくださいネ☆彡
それでは早速、本日の問題となります👇
〔問題 〕間接ビリルビンが増加する現象はどれか。2 つ選べ。
1 .赤血球の破壊亢進
2 .グルクロン酸の抱合異常
3 .肝細胞からのビリルビン排出障害
4 .総胆管結石の存在
5 .デュビン・ジョンソン症候群
👇正解は…
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正答は 1と2です。
1 .〇 脾臓で破壊された赤血球は、ビリルビン(間接型)となり、肝臓へ運ばれ、そこでグルクロン酸を抱合して直接ビリルビンになる。赤血球の破壊亢進が起こるとビリルビンが過剰に生産されるため、間接ビリルビンが増加する。
2 .〇 グルクロン酸の抱合には酵素が介在し、酵素が欠如しているようなときは抱合異常が起こり、直接ビリルビンが生成されず、間接ビリルビンが増加する。
3 .× グルクロン酸を抱合した直接ビリルビンは、肝細胞から肝内胆管へ排出されるが、ここで排出障害があると、肝細胞に直接ビリルビンが貯留して、血清値が上昇する。
4 .× 胆道系に何らかの閉塞が起こると直接ビリルビンの通過が妨げられ、直接ビリルビンが増加する。
5 .× デュビン・ジョンソン症候群は、直接ビリルビン高値を示す先天性の体質性黄疸である。
いかがでしたか❓ 迷った、間違ったという方は、落ち着いて選択肢一つひとつ確認してください🧐
次回の“BLOG de 国試対策” 😉 は、12/24(金)になります。次回も「疾病の成り立ちと回復の促進」から出題します!!
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