東京アカデミー池袋校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの木谷です。
本日は「社会科学の傾向と対策」について分野ごとに説明いたします。
出題範囲が幅広い上、傾向がつかみにくい科目ですが、いずれもほぼ中学レベルの知識で対応できるので、基礎を中心に確実に理解しておきましょう。
◆日本史・世界史
日本史については、各時代からまんべんなく出題されていますが,特に江戸時代の政治改革についての出題率が高く、時代をまたぐ通史(文化史,外交史,土地制度史など)に関する年代の並べかえ問題が多くなっています。重要な出来事とそれにかかわる人物は確実に押さえておくべきです。中でも文化史はかなりの頻度で出題されているため,各文化の特徴および代表的な作品,人物を確実に押さえておく必要があります。
世界史は出題頻度は低いものの,欧米の近代革命と中国史については押さえておきたいところです。また、年代の並べかえ問題が多く、日本史との混合問題も見られます。年表を使って重要な出来事の流れを理解しておきましょう。
◆地理
時差を求める問題や日本・世界の気候帯、フィヨルドや三角州などの地形、主な国や各都道府県の特徴についての問題が多く、他に地形図の読み取り問題も例年見られます。
◆政治・経済
政治では基本的人権、国会・内閣の権限、衆議院の優越,裁判所のしくみ、地方自治、選挙(被選挙権の年齢要件、衆参両院の選挙制度など)、経済では円高・円安や税制、社会保障制度、経済用語、国際関係では国際連合やUNESCO、UNICEF、WHO などの国連専門機関、EU やASEAN といった地域的統合が定番です。内容的には広く浅く問われる場合がほとんどであるため、一通りの知識を身に付けておきましょう。
◆環境
主要国の温室効果ガス排出量、地球温暖化とその対策のためのパリ協定、ラムサール条約、ワシントン条約、3 R(リデュース・リユース・リサイクル)が重要です。
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