東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー広島校です。
前回のブログ〔2021.12.13〕で“夢・チャレンジ!!相談会”についてお話ししましたが、本日、教育委員会HP内の[教員を志望する方へ]に以前から掲載されておりました“広島県「教育職」求人フェア”について、[報道提供資料]にアップされておりましたので、希望されます方は、今週末から始まります説明会に参加されてはいかがでしょうか。
さて、話は変わりますが、開会中の令和3年12月定例県議会から「県議会における教育関係の質問と答弁(令和3年12月定例会)」が掲載されています。(※これは令和3年12月定例県議会における質問のうち,県教育委員会が作成した教育関係分の未定稿速報です。)
掲載ページはコチラ☞『県議会における教育関係の質問と答弁』
〈質問項目〉(答)…一部抜粋しておりますので、全文は上記『県議会における教育関係の質問と答弁」でご確認ください。
○いじめの未然防止と早期発見について:ネットいじめ対策を含め,どのような具体策を持って取り組んでいるのか
(答)ネットいじめ対策として,教職員向けの指導書「サイバーセキュリティ必携」を,広島県警察本部と連携して作成し,児童生徒への指導の充実を図っている。その他,いじめにつながるSNS等のトラブルを未然に防止する観点から,県内すべての中学校で,県警察職員によるインターネットの適正利用に関する講演会を開催している。県教育委員会としては,保護者や地域が参画したいじめの未然防止に関する取組を一層推進するとともに,スクールカウンセラーも含めたチームとしての相談体制の充実を図ることにより,一丸となって早期発見,早期対応に努める。
○県立高等学校での教員の年齢の偏在性について:今後の採用方針を含め,どのような対応を考えているのか
(答)広島県の県立高等学校においては,全国と同様に,50代と比べて,30代,40代の割合が小さくなっている状況があり,近い将来に発生する大量退職に伴う異なる形態での年齢構成のアンバランスが発生するという課題もあると考える。課題を解消するため,教員採用試験において,受験可能年齢の引き上げや,他県の現職教員を対象とした特別選考を行うとともに,令和2年度からは,主に30代後半から40代の社会人をターゲットにした「夢・チャレンジ!!特別選考」を実施している。
○キャリア教育の一環としての職業訓練校の体感について:高校1年生の早い段階において,キャリア教育の一環として職業訓練校を体感してもらうことが有効な手段だと考えるが
(答)高等学校においては,自己のキャリア形成と関連付けて生涯にわたって学び続けていけるよう,学びに向かう力の形成やキャリア教育の充実を図ることが必要であると認識している。各学校においては,・職業や上級学校等に関する情報を生徒に理解させ,それを各自の進路選択に活用させたり,・生徒にインターンシップやオープンキャンパスへの参加を通じて、自己の能力・適性等を分析させたり,具体的に進路に関する情報を得させたりなど,キャリア教育の視点に立った活動を入学時から計画的に取り組んでいる。
他にも○学校における福祉・介護の授業の充実について ○特別支援学校におけるDXの推進について などがあがっています。
対象の校種・教科を受験される方は確認しておきましょう。
質問項目に対して、県教育委員会が答弁を作成しておりますので、現状についてや、今後の取組み、方向性が示されています。
これから採用試験を受験される方は、面接試験での回答にも役立つと思います。是非ご一読ください。
東京アカデミー広島校で今後開講する講座は
広島県・広島市教員採用2次試験対策はコチラ☞『2次試験対策コース(面接・模擬授業等)』
広島県・広島市教員採用臨採特別選考対策はコチラ☞『臨採特別選考コース』