東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校のチューターを務めさせていただきます板坂です。
よろしくお願いします。
私は専門職である食品衛生監視員にあたる国家公務員の食品衛生監視員、鹿児島県上級(化学Ⅱ)、東京特別区Ⅰ類【衛生監視(衛生)】を受験したため、今回は専門職や技術職の方に向けた私の専門試験の勉強法について書かせていただきます。
事務職や行政職と同じように、専門職や技術職で受験される方にとっても教養試験より専門試験のほうが配点も高いことが多いことから、より力を入れて勉強すべきであると思います。
専門科目の試験は国家・県・市等自治体によって出題傾向がかなり異なることも特徴だと思います。そのため受験する自治体の試験の対象科目・出題形式をまずは確認することをオススメします。また、数年分のみ過去問を公開している自治体も多いことから公開されているうちに早めに過去問をダウンロード・印刷等入手し手元にもっておくと良いと思います。
私が受験した試験は、過去問題集がほとんど出版されていない試験でした。そのためまず初めに対象科目から選択科目で受験する科目を絞ることから始めました。国家・県等を併願する方は両方に対応している科目を選ぶことで両試験に生かすことができると思います。
そして、アカデミーからいただいた国家公務員試験の過去問が唯一の過去問であり、まずは国家の過去問の回答を解きながら埋めていくことから始めました。解き進めるにつれ傾向や出題の被っているところを認識し、重要範囲を実感しました。そして、解答を埋めながら参考書を用いて勉強することを繰り返していきました。
私の場合は、まとめることで知識となり復習にもつながると実感していたことから科目別・範囲別のまとめノートを作ってまとめていました。同じ様な問題や範囲の問題をかき集め、それらの問題全て網羅したまとめノートを作成することで、自分にとって一番理解しやすく知識の多いまとめノートになるよう心がけていました。
そして毎日、できる限りまとめノートに目を通し記憶へとつなげていました。そして試験会場には参考書ではなくまとめノートを持ち込み確認していました。自分でまとめたノートだからこそ書いていることが理解しやすく、また、書いている場所も分かっていることから振り返りやすいと思います。
また、正誤解答や記述埋めの対策になることはもちろん、知識の深堀を行いまとめていたことから記述式の回答にも柔軟に対応でき、かなり活かすことができたと感じています。
私の勉強法を少しでも専門試験の参考にしていただくと嬉しいです。
専門試験の専門科目こそ,専門職や技術職を受験される方々にとって、教養試験より得意でありきっと勉強を楽しめると思います。
また、仕事に今後活かせる知識であることは間違いありません。私も、勉強してまとめたノートは今後も振り返り続けるノートになるだろうと確信しています。
専門職や技術職に就き、働いている自分を想像して精一杯頑張ってください。応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。