東京アカデミー福岡校
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みなさん、こんにちは 🙂
東京アカデミー福岡校教員科担当です。
本日は、『不登校』に関する内容です。
「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査の結果について(文部科学省)」によりますと
(小・中学校における長期欠席の状況)
小・中学校における長期欠席者数は287,747人(前年度252,825人)。このうち不登校によるものは196,127人(前年度181,272人),新型コロナウイルスの感染回避によるものは20,905人。
(小・中学校における不登校の状況)
小・中学校における長期欠席者のうち,不登校児童生徒数は196,127人(前年度181,272人)であり,児童生徒1,000人当たりの不登校児童生徒数は20.5人(前年度18.8人)。不登校児童生徒数は8年連続で増加し,過去最多。
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では、試験での出題に関しては・・・
福岡県・福岡市の教職教養試験では、以下内容からの出題がありました。
「不登校」に関しては
・不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実について(通知):平成29年3月28日文部科学省
・「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日:文部科学省初等中等教育局長
※また、「不登校」に関しては面接試験での質問も多く、他の自治体集団討論のテーマとなることもあります。
(2次試験での質問内容・・全国自治体より一部紹介)
・不登校にどう対応するか。
・不登校の未然防止のためにあなたはどのような取り組みを行っていくか。
・あなたのクラスに不登校の児童がいたらどうするか。
・現在勤務している学校で不登校傾向の児童はいるか。どのような関わりをしているか。
・不登校の生徒に不登校の理由を聞いたが「わからない」と言われた。その場合はどうするか。
・不登校傾向のある子の保護者から休むという連絡があった。担任としてどのように対応するか。
・不登校の児童にオンライン授業は有効か。
・不登校などで長期に学校を休んだ生徒が登校したとき、あなたはどう対応するか。
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「不登校」はあってはならないことですが、教員として関わる可能性が高いため、実態も含め把握しておきましょうね。
現在「令和3年度 不登校に関する調査研究協力者会議(文部科学省)」では、不登校の未然防止や不登校児童生徒へのさらなる支援の充実のために議論が行われています。またこの件に関しては試験情報も含め、今後も本ブログでご案内していきます。
教育時事を関連させた2次試験対策も行います。
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