東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
今日は「第3期岡山市教育振興基本計画」についてお知らせです。
令和3年度(2021年度)までは、第2期岡山市教育振興基本計画の計画期間内ですが、次年度に向けて「第3期」の素案が作成されています。
「第3期」の計画期間は、令和4年度(2022年度)から令和8年度(2026年度)までの5年間です。
なぜ素案の段階でブログに取り上げるのかと言うと、過去に以下のような事例があったからです。
現在計画期間中の「第2期岡山市教育振興基本計画」は、平成29年3月21日(2017年3月21日)に議決されました。
その後、2017年夏に実施された岡山市教員採用試験の「総合教養試験(筆記試験)」で、「第2期岡山市教育振興基本計画」から出題がありました。
試験が行われたのが7月ですから、本試験の約4か月前に議決された計画の内容が試験に出題されたということです。
第2期岡山市教育振興基本計画はぎりぎり年度末(2017年3月)に議決され、その後すぐに、2017年7月の本試験問題に反映されていたのです。
このことから、現在作成中の「第3期岡山市教育振興基本計画」が議決され次第、2022年夏の試験に出題される可能性も高いと予測できます。
ぜひ「素案」の段階から内容を確認しておくことをお勧めいたします。
ちなみに、2017年夏実施「総合教養試験」で出題された問題を以下にご紹介しておきます。
〔No.15〕次の文は、第2期岡山市教育振興基本計画において、岡山市が推進する「中学校区を単位とした学校園一般教育~岡山型一貫教育~」について説明している文章である。A~Cの下線部が正しいものを〇、誤っているものを✕としたとき、その組合せとして正しいものはどれか。
「中学校区を単位とした学校園一貫教育~岡山型一貫教育~」とは、中学校区ごとにA一つの教育課程を作成して取り組む教育のことです。教育委員会のリーダーシップの下、同じ中学校区にある学校園の教職員が子どもたちの状況をしっかりと見つめ、目指す子ども像を共有し、異校種がつながることでの良いところを取り入れ、B発達段階にとらわれず継続的に指導します。特に就学前教育と小学校教育、小学校教育と中学校教育等の間の不要な段差を解消することで、C小1プロブレムや中1ギャップといった課題を軽減するとともに、子どもたちが身に付けた学力や豊かな心などを将来の生活に生かし、自立へと導きます。
〔選択肢〕
1. A: 〇 B: × C: 〇
2. A: 〇 B: 〇 C: ×
3. A: × B: 〇 C: 〇
4. A: × B: × C: 〇
5. A: 〇 B: × C: ×
〔正答〕4 ←クリックで反転させると答えが見えます。
ぜひ、今のうちから「第3期岡山市教育振興基本計画」に注目しておきましょう!
尚、現在岡山市教育委員会は、同計画についてのパブリックコメントを募集しています。
興味のある方はそちらもご確認ください。
それではまた。