東京アカデミー函館教室
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こんにちは、高卒・短大卒程度公務員担当の山口です🌷
公務員試験 出題科目紹介、いよいよ最後の第6弾。
一般知識の分野から『人文科学』をご紹介します!
人文科学というのはざっくり説明すると文系系科目のことです。
公務員試験では、歴史・地理・国語・芸術・思想 などを指します。
こちらも高校によっては前回の自然科学のように選択科目だったということがあるかもしれませんが、国家や道職、道警の試験では日本史・世界史・地理で2~3問ずつ出題があるので、しっかりと対策しましょう!
日本史・・・膨大な量の事項を暗記するのは難しいため、ポイントを絞って整理していくことが大切です。
特に江戸・明治・大正時代が頻出分野となっていて、近代・現代は時代の流れが激しくなるので政治的事件の要因と結果を押さえておくとよいです◎
世界史・・・西洋史の中でもヨーロッパ史の15~19世紀にかけての動きに関係した出題が多いです。
革命や戦争、会議、条約など一連の流れは確実に押さえておきましょう!
また、各時代あるいは各国を通してある事柄について問われることもあるので、主題別に整理するのもよいです👌
地理・・・各国・各地域の気候や地形、産業といった特色を問う出題が多く、統計値や地図などを用いるものもあるため必ず確認しましょう。
自分で白地図や表にまとめると、視覚的に整理できるのでおすすめです◎
国語・・・漢字の読み・書き、四字熟語や慣用句などが出題されます。
日頃から書物・新聞などに目を通しておき、語彙を増やしましょう。
特に新聞は時事対策にもなるため、これを機に読むのを習慣にしてしまうのもよいですね😉
札幌市(事務・消防)、東京消防庁で3問、他主要試験でも1~2問出題がありますので、ここは確実に得点しておきたいところです。
文学・芸術・・・作家、芸術家、音楽家とその代表作を組み合わせる問題がほとんどです。
主要試験の中では警視庁、札幌市、国立大学法人で出題がありますが、1問のみのため優先度は高くありません。
日本史・世界史の学習時に、時代背景と併せて文化史を覚えるのが有効です。
倫理・思想・・・代表的な思想家とその考え・理論について問われることが多いです。
税務職員や裁判所職員、警察、刑務官など、より倫理観が重視される職種試験で出題される印象があります。
西洋・東洋を問わず、著書や思想の概念などを把握しておきましょう。