東京アカデミー神戸校
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こんにちは!東京アカデミー神戸校の教採担当です(^^)/
教員を目指す皆さん、ニュースや新聞での時事チェックはもちろん、教育時事チェックもできていますでしょうか?
特に人物試験の面接では、
・「最近の教育ニュースで気になったものはありますか?」
・「○○(教育時事ワード)についてあなたの意見を述べてください。」
…など、知っていないと答えられないような質問をされる場合もあります。
通常のニュースだけでなく、教育に関するニュースにもアンテナを張り、ライバルと差をつけましょう!
主に2019年秋までの教育ニュースを一部ご紹介します。
①コミュニティ・スクール導入率21.3%
10月30日の文科省の調査により、地域が学校運営に参加するコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の導入率が、公立学校で21.3%(7601校)になることがわかった。
★コミュニティ・スクールとは・・・
地域や保護者の意見を学校運営に反映させることで、子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の6)に基づいた仕組み。
平成27年に取りまとめられた中央教育審議会答申を踏まえ、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正が行われ、平成29年4月1日より施行。
②教職員給与特別措置法改正案、審議入り
教員の働き方改革を進める教職員給与特別措置法(給特法)改正案が参院本会議で審議入りした。
教員の勤務時間を年単位で管理する「変形労働時間制」の導入が柱となる。
★変形労働時間制とは・・・
授業や行事で忙しい時期の定時を延ばす代わりに、夏休みなど「閑散期」の勤務時間を短くすることでまとまった休みをとれるようにする制度。
教員の給料は月給の4%にあたる調整金がつく代わりに残業代が支払われない。これは「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」(給特法)により、40年以上前に制定されたもの。
もし教員に残業代を支払うとなると、年間で約9千億円が必要と試算されている。
③文科省による高等教育の修学支援制度 来年4月から開始
令和2年4月、文科省による高等教育の修学支援新制度が始まる。
★修学支援新制度とは・・・
意欲ある子供たちの進学を支援するため、授業料・入学金の免除または減額など、さまざまな校種・学生のための制度。
支援対象となる学校種・学生、またその条件や財源等については文科省HPへ。
④「Edvation × Summit2019」開催
2017年から開催されている「Edvation×Summt」が今年で三回目を迎えた。
★Edvation×Summitとは・・・
日本の産業界や教育関係者が一丸となり、イノベーションのさらなる推進を図るための国際カンファレンス。教育・人材育成分野に特化した国内外の先進事例、イノベーティブで多様な教育ソリューションを体感できる。
ICTを活用した教育についてのディスカッションなども行われた。
⑤特別支援学校×ICTの取り組み広がる
今後の特別支援教育の在り方を検討している文科省の有識者会議は11月8日、特別支援教育ICT活用について議論した。
ICTを活用した支援の取り組みで、障害の有無にかかわらず授業が受けられるようになるインクルーシブな教育の実現を目指す。
★特別支援学校×ICTの例・・・
・聴覚障害のある生徒向けに、教員の言葉をタブレット端末や電子黒板に表示する専用アプリケーションを導入。
・文字を拡大したり見やすい色に変更可能。
いかがでしたか?今日はごく一部をご紹介しましたが、気になるものがあれば深堀りしてみるのもいいかもしれません!
教育ニュースに関しては普通の新聞では見つけづらいこともあるかもしれませんが、
文科省のHPや教育系の新聞、ウェブニュース等で調べることができますので、是非チェックしてみてください!