東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校チューターの永野です。
今回は,教養試験で必ずと言っていいほど出題される,数的推理,判断推理・空間把握,資料解釈の勉強方法についてお話したいと思います。よろしくお願いします。
なぜこの記事を書こうかと思ったかというと,私自身がこの科目に非常に苦手意識を持っていて,同じ悩みを持つ人の参考になればと思ったからです。
私がそうであったように,苦手意識がある人は,数学ができないから無理だ,センスやひらめきがないから無理だ,などと思いこんで勉強を避けがちだと思います。もちろん,レベルが高くなってくると,センスやひらめきも必要ではありますが,ある程度までは知識で補うことができます。授業では,解き方のテクニックや公式,図や表の書き方などを丁寧に教えて頂けます。その内容を知識として頭に入れておくことで,類似問題が出てきたときに対応できるようになります。
私の場合は,苦手意識があったため,しなければいけないと分かってはいたものの,復習や過去問演習を後回しにしていて,模擬試験ではなかなか点数がとれませんでした。そこで,このままではダメだと思い,本格的に復習を始めました。
まず,授業で習った解き方のテクニックや公式,例題などをノートにまとめました。そして知識を頭に入れてから,東アカの出た問(過去問集)の基礎編に取り掛かりました。出た問は単元ごとにまとめて解き,分からない問題はすぐに解説を読んで理解するように心掛けました。
出た問の基礎編を何度か解いて,ある程度自力で解けるようになってきたら,発展編に取り掛かりました。大卒程度の模擬試験や本番の試験では,発展編のレベルの問題が多くされます。したがって,試験本番までに発展編を3周程度繰り返すことをおすすめします。
私の場合,復習や過去問演習を始めても模擬試験の点数になかなか結びつきませんでした。時間をかけているのに点数が伸びないのは結構しんどかったですが,本番では結果が出ると信じて勉強を続けました。
春休みに入った2月からは,毎朝1時間程度を数学の時間と決めて,全ての単元をまんべんなく解きました。主に,数的推理と判断空間を中心に解き,模試前や試験前には,資料解釈にも取り組みました。その結果,本番の試験では想像以上に点数が伸びて,今まで足を引っ張っていたのが一転,得点源になっていました。諦めずに演習をづけて本当に良かったと思っています。
皆さんの中にも苦手意識を持っている方がいると思いますが,最後の最後には結果が出ると信じて頑張って下さい。応援しています!