東京アカデミー立川教室
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こんにちは、東京アカデミー立川校の松本です。
昨日に引き続き必修問題で狙われやすい統計数値をご紹介いたします。
★前回までの記事★
・看護師国家試験の必修問題で狙われやすい統計数値をまとめました!
・看護師国家試験の必修問題で狙われやすい統計数値をまとめました!②
前回のブログでは、出生/死亡/死因順位/主要死因 の4つをご紹介いたしました。
まだまだ覚えなければならない数値はたくさんございます!本ブログでしっかりと押さえましょう◎
⑨母子保健に関する指標
死亡率や死産率に大きな変化はありません。この部分では、数値と一緒に「各死亡率・死産率の算出方法」も覚えましょう!(第109回午後36問で出題あり)
算出方法を覚えるためには、中絶・流産・死産・死亡の違いを理解することが大切です。
中絶 | 出産を希望しない妊婦に行われる、人工妊娠中絶手術のこと。妊娠22週未満であり、母体保護法で定められている場合に限り、同意を得て母体保護法指定医が行う。 |
流産 | 妊婦が出産を希望しているのに、妊娠22週未満に分娩されること(妊娠の断念)。自然流産の頻度は、全妊娠の10~15%である。 |
死産 | 妊娠12週以降に胎児が亡くなった状態で娩出されること。 |
死亡 | 生まれてすぐや、出産直後などに亡くなること。たとえほんの数秒・数分であったとしても、この世に生まれてきた場合は「死亡」という扱いになる。 |
妊産婦死亡率・死産率・周産期死亡率・乳児死亡率・新生児死亡率の数値が、おてがるチェックP.9に記載されています。
それぞれの数値を見るのと同時に、是非世界の各数値とも比べてみてください。各母子保健指標は、世界のトップクラスに当たることが見えてきますよ👀
⑩婚姻と離婚・女性労働
婚姻件数は、昭和45年の100万件以上をピークに昭和後期まで減少傾向にありました。近年は、横ばいから減少傾向で推移しており、更なる現象が予想されます。
婚姻率 | 人口1000対4.3(約53万件)※令和2年 |
一方で離婚件数は、平成3年以降増加傾向でしたが、平成15年からゆるやかに減少しています。
離婚率 | 人口1000対1.57(約19万件)※令和2年 |
また、おてがるチェックP.10の下部には、「女性の年齢別階級別労働力率の推移」がグラフで表示されています。
平成21年・平成30年・令和元年と、グラフの形がどのように変化しているのか、是非ご自身の目でご確認ください👀
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