東京アカデミー立川教室
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こんにちは、東京アカデミー立川校の松本です。
今年もあと3日ですね。乾燥した日が続いていますので、火の元や健康管理にお気を付けください。
2022年4月に看護学校(大学・短大・専門学校)に入学された方々より、新しいカリキュラムでの看護教育が始まることをみなさんはご存じでしょうか。
すでに「看護基礎教育検討会報告書(令和元年10月15日・厚生労働省)」にて新たな方針が示されていました。
では、具体的に何が変わるのでしょうか?代表的なものだけピックアップしてお伝えしたいと思います。
⭐総単位数が97単位から102単位に充実
⭐ICTを活用するための基礎的能力やコミュニケーション能力の強化
⭐臨床判断能力等に必要な基礎的能力の強化のため解剖生理学等の内容を充実
⭐対象や療養の場の多様化に対応できるように「在宅看護論」を「地域・在宅看護論」に名称変更し内容を充実
教育は時代の変化にあわせて一定の期間を目途に進化していきます。今回のカリキュラム変更も同様です。
医療の進歩や社会の変動に対応できる看護師を養成するために考えられているですね。
当然ですが、現在看護学校に通われている学生さんは現行のカリキュラムでの教育が進みますので、新カリキュラムが国家試験に適用されるのは当分先となります。
しかしながら現在でも医療現場ではICTが活用されていますし、対象や療養の場は多様化していますので、看護師に求められる知識や能力、資質などはすでに新カリキュラムで求められているレベルであった方が良いでしょう。
つまり、このような方針や傾向は今後実施される国家試験にも大いに影響を与えることが考えられます。
第112回看護師国家試験より新たな出題基準が適用されますので、この方針は当然加味されてくるでしょう。
さらに、現行の出題基準が適用される2022年2月に実施される第111回看護師国家試験にだって影響がある、と考えられます。
解剖生理学や薬理学、在宅看護論などは要チェックですね。
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