東京アカデミー池袋校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの吉崎です。
本日は「自然科学の傾向と対策」について分野ごとに説明いたします。
◆数学
三平方の定理や相似の関係などを用いて、辺の長さや角度、面積・体積を求める問題が頻出です。この他、場合の数や確率・組合せ、方程式を使った応用問題、有理数の計算問題、2次関数とグラフ、数列なども出題されています。
全国的に見ると、中学〜高校1 年生レベルの知識で解ける問題がほとんどを占めるので、公式などを押さえた上で数多くの問題に当たり、解法を身に付けておきましょう。ほぼ中学レベルの知識で対応できますが、自治体によっては難解な問題もあります。出題される内容はほぼパターン化されているので、過去問題に当たっておくとよいでしょう。
◆物理
電圧・電流・抵抗の値や消費電力を求める電磁気の問題がかなりの頻度で出題されているので、必ずマスターしておくべき項目です。その他、圧力や運動エネルギー、音波についても問われやすいです。
◆化学
電気分解、酸化・還元、中和といった化学反応や、酸素・水素などの気体の性質、塩酸やアンモニアなどの液体の性質、溶解度について、多く出題されています。
◆生物
動植物の分類や光合成、花のつくり、ヒトの器官(血液の成分、血液循環、消化器官と酵素など)が頻出の他、例年、遺伝、細胞分裂、食物連鎖に関する出題も見られます。
◆地学
地震、地球の公転・自転に伴う月や星の動き、日食と月食の他、前線・天気、堆積岩と火成岩、示準化石と示相化石などが多く出題されています。飽和水蒸気量の計算方法をマスターしておきましょう。
◆コンピュータ・情報社会
コンピュータでは用語に関する出題が多く、似たような用語が多いため、しっかり整理して覚えておくようにしましょう。また、インターネットの機能とマナー、用語・略語の出題も多いですが、授業で使用したり、ホームページに掲載したりする際の著作権に関する出題も見られるため、理解しておきましょう。
以上が「自然科学の傾向と対策」となります。
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