東京アカデミー岡山校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー岡山校 公務員科です。
なぜ公務員試験で、こうも時事問題が問われるのでしょうか。国や自治体は、現在の社会をあらゆる角度から見つめながら、政策施策を執行しなければなりません。公務員には、社会にある問題点を把握するための知識、理解力、判断力、処理能力が必要とされるからです。そして、世の中で日々、何が起きているか、そこにはどんな問題があるのか、問題発生の原因はどこにあるのか、こういう考察や理解が公務員には何よりも要求されます。ですので日頃から時事について学習し、自らの情報収集力を高めていきましょう!
さて、今回は「コロナ」に関するニュースです。
岡山県は23日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、県内の感染状況を示す指標について、これまで用いていた4段階の「ステージ」から、5段階の「レベル」に変更したと発表しました。現在の状況判断は、病床使用率や感染者数が低い水準にあり、安定的な医療が確保されているとして、2番目に切迫度が低い「レベル1」としています。
政府の対策分科会が11月に示した状況判断の考え方に基づき、各レベルの設定に当たって医療のひっぱく状況を重視し、新規感染者ゼロが続く「レベル0」、医療が安定的に対応できれば「レベル1」などと定め、最悪の「レベル4」は一般医療を制限しても対応できなくなる状況と定めました。
レベルを移行する際の目安も設定し、感染者が増加し、医療に負荷が生じ始める「レベル2」は病床使用率15%、もしくは10万人当たりの新規感染者15人。一般医療を制限しなければ適切な対応ができなくなる「レベル3」では病床使用率が50%に達するか、3週間後に100%となることが予想される場合が該当するそうです。
県によると、県内の直近1週間(15~21日)の新規感染者は1人で、病床使用率は0・5%、10万人当たりの新規感染者数は0・05人となっており、伊原木隆太知事は「新指標に基づき病床ひっぱくの兆候を早期に捉え、対策を適切に講じることで短期間での収束を図りたい」としています。
これから行政の一員になる皆さんは、このことに関する意見を持てていますか?ここに書いてあることは問題の一側面でしかありません。興味が湧いたらまとまるまで色々調べてみましょう!