東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは、看護師国試担当の多田です😊
さて、今回は必修問題で狙われやすい社会保障の「統計」についてです。
看護師国家試験の必修問題では、統計の問題が必ずと言っていいほど出題されていることはご存知でしょうか?
国家試験に合格するために、避けては通れない暗記項目です。
それに加えて、統計の数値は毎年更新されるものであるため、最新のものを覚える必要があります。
★「厚生労働統計協会 国民衛生の動向2021/2022年度版」をチェックする
”統計=看護師を目指す方であれば知っていて当然の知識”です。ここで点数を落とすことがないよう、しっかりと覚えましょう!
①日本の人口
→日本の人口は、看護師という視点よりも日本に住んでいる者として知っておきたいことですね。
総人口はさまざまな指標の分母でもあります。必ず覚えましょう👀
日本の総人口 | 約1億2623万人(2020/10/1現在) |
令和元年に比べて6万人の増加、増減率は0.04%です。
②年齢別人口
→日本は現在、老年人口の増加が著しく進んでいます。(令和2年度のもの)
年少人口(0~14歳) |
1500万人 |
生産年齢人口(12~64歳) |
7400万人 |
老年人口(65歳以上) |
3600万人 |
数値を覚えてもいいですが、オススメは年齢区分別人口割合から導き出す方法です◎
年齢区分別人口割合は以下の通りです(令和2年度のもの)
年少人口:生産年齢人口:老年人口 | 12.0:59.3:28.8 |
③老年割合の将来
日本の高齢化速度は世界一であるといわれています。
②でもご紹介したとおり、令和2年度時点で日本の全人口に占める老年人口割合は28.8%です。
しかし、1950年代ではたったの5%程度でした。今も迅速なスピードで増加傾向にあるのです。
令和37年には、日本の全人口が9744万人と1億人を切ると推計されています。このままでは、更に急速な勢いで老年人口の割合は増していくことでしょう。
④世帯構成
過去に何度も出題されている、狙われやすい部分です。
世帯総数に対して、各世帯構造がどれくらいの割合を占めているのかを問われることが多いです。
※令和2年調査は、新型コロナウィルス感染症への対応等から中止となりました。
世帯総数 | 5179万世帯 |
平均世帯人員 | 2.39人 |
単独世帯(割合) | 28.8% |
核家族世帯(割合) | 59.8% |
三世代世帯(割合) | 5.1% |
65歳以上の高齢者がいる世帯が、全世帯に占める割合は49.4%でした。半数近くの世帯が、65歳以上の高齢者を含めた世帯ということが分かります。
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