東京アカデミー横浜校
ブログ
こんにちは!
東京アカデミー横浜校 教員採用試験対策担当です。
本日は、横浜校でチューターをしてくださっている、梅谷さんの勉強方法についてお話していただきます。
こんにちは!教員採用試験チューターの梅谷美友です!令和2年度教員採用試験を受験し、
神奈川県の中学校家庭科の教員として採用していただきました。令和3年度の教員採用試験の勉強をはじめている皆さん、
またこれから勉強をしようとしているけれどもどこから手を付けて良いか分からず困っている皆さん、
今回は試験を控えている皆さんに、試験勉強の仕方についてお話しします!
◆◇教育原理◇◆
教育原理では、学習指導要領からの出題があります。ですので、学習指導要領を穴埋めで暗記することから始めました。
ですが、ただ暗記をしていては、実際に現場に出た時、その知識が役に立つことは少ないでしょう。
そこで、暗記をしていくことと並行して、学習指導要領の内容を理解することが大切です。
学習指導要領の内容を読んで、実際に学校現場ではどういった時に対応されているのかをマッチングさせて
考えられるようになると良いです。教職原理の問題の中には、内容正誤問題も出題されます。そういった時に、
学習指導要領の内容を理解していると、焦ることもなく安心して解くことができます。
また、学習指導要領は平成31年に改正されました。それに伴い、学習指導要領の内容は新しく改正されたところなども
出やすくなると予想できます。量が多くて暗記するとなると気が遠くなると思いますが、ある程度暗記をして穴埋め対策をし、
内容理解も同時に進めることで効率よく勉強ができ、さらに長期記憶として試験当日まで覚えていられると思います。
◆◇教育法規◇◆
教育法規は、教育に関連する法律が出題されます。法律の問題と聞くととても難しいように思えますが、
それは暗記をしようとしているからです。暗記も確かに必要ですが、人間は忘れていく生き物なので
どんなに早くから暗記をしていても試験当日には、ほんとうにそうだったっけ…という気持ちになります。
だからといって、試験直前にすべての範囲の法律を覚えるために勉強をすることはほぼ不可能ですし、
他の範囲の勉強もあるため、教育法規のみに多くの時間を裁くことも効率的とは言えません。
ではどうしたらよいのか、それはやはり、理解をしてしまうことです。
法律も、なぜその法律ができたのか、という背景があります。
さらに学校現場においてその法律が適応される場面は沢山あります。
そういったエピソードを元に、理解していくことがポイントです。記憶力というものは、
言葉のみで覚えようとするときと、体でおぼえるときとでは持続期間が段違いに違います。
私は暗記がとても苦手でしたが、体を動かして物を覚えたり、
講師の方が話すエピソードなどを聞いて経験談とつなげることで暗記をすることは得意だったので、
そういった方法で覚えました。案外、いつもしない動きとともに覚えたいものを言ってみる、
ということだけでも暗記力はすぐに向上します。
◆◇教育心理◇◆
教育心理は暗記をすることではなく、理解してしまうことをオススメします。
私は初め、教育史と同じように単語帳を使って空き時間に暗記をしていましたが、
似通った出題傾向にありとても暗記が効率的だとは思えませんでした。
そうした中で東京アカデミーの講義を受け、暗記ではなく理解しようと勉強法を変えたところ、
内容がすっと入ってきて効率的に勉強ができるようになりました。
理解するために手っ取り早いと思った勉強法は、友人に説明をする方法です。
東京アカデミーの友人と説明し合って知識を確認したことで、講義で聞いた内容を明確に思い出すことができました。
また、大学の友人にも説明をすることで、おたがいに高め合っている感覚を強く感じ、勉強に対する意欲の向上にもつながりました。
◆◇教育史◇◆
教育史は、教職教養試験対策を行う上で一番早く手を付けました。
なぜかというと、一問一答で単語帳などで問題が作りやすく、
電車の移動時間などのちょっとした時間に勉強しやすかったからです。
一問一答の問題は、東京アカデミーの参考問題集に良い問題がのっていたので、
そちらを単語帳に移しました。そしてある程度暗記ができたところで、東京アカデミーの講義を聞いたので、
それまではただの暗記事項だったことが、人物名と著書、名言、関連用語など理解した上でストーリーとして
勉強することができました。
私は神奈川県の試験を受けましたが、教育史はほぼ毎年出題されていて、模試でも落とすことはなかったくらいに対策できていました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。
次回は、一般教養についてお話します。