東京アカデミー青森校
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こんばんは。東京アカデミーの佐井です。
今回の「青森県の傾向を知ろう!シリーズ」は一般教養(国語・社会)です。
出題傾向を把握し、今後の学習の参考としてください。
例年、「送り仮名」2問(2点)、漢字の「書き」2問(2点)の出題となっており、いずれも高校入試レベル。
この分野での取りこぼしがないよう、確実に4点を取るための対策をとっておきたい。
言葉に関する出題は例年4問(4点)出題されるが、毎年出題内容が異なる。
傾向として、「四字熟語」、「ことわざ」、「慣用句」、「故事成語」のいずれかから1問は出題される。
また、今年はこれまで見られなかった「漢文」からの出題があったが、「語句の意味・使い方」「敬語」「文法」「手紙の書き方」「漢字の書き順」などと同様、国語常識での出題傾向であり、難易度は例年通りである。
年度 |
問題数 |
内容 |
2022年度 |
小問8問 |
送り仮名(2)漢字書き(2) |
2021年度 |
小問8問 |
送り仮名(2)漢字書き(2)慣用句(2) |
2020年度 |
小問8問 |
送り仮名(2)漢字書き(2)慣用句(1) |
2019年度 |
小問8問 |
送り仮名(2)漢字書き(2)四字熟語(1) |
2018年度 |
小問8問 |
送り仮名(2)漢字書き(2)四字熟語(1) |
毎年必ず小問4問×2点という配点になっている。
出題分野は、地理、歴史、公民分野から1~2問出題される。今年度は各分野から1問と青森県文化遺産(ご当地問題)出題された。
地理は、略地図で地球儀上の大陸の位置を答えるものであった。
歴史は出題の可能性が高い明治時代の出題で日清日露戦争対策を取っている受験生は多いと思われる。
公民は、税の種類と社会保障からの出題。難易度はそれほど高くないが、有権者の母数についてはしっかり押さえておきたい。
社会は学習範囲が広く、傾向が分かりづらいため、掘り下げた対策までは不要であるが、いずれも高校入試レベルの基本的な知識が必要となる。
また、青森県に関係のあるご当地問題が出題されることもあるため、青森県の基本情報もまとめておきたい。
年度 |
問題数 |
内容 | |||
地理・統計 | 歴史 | 公民 | ご当地問題 | ||
2022年度 |
小問4問 |
大陸の位置(地球儀) | 明治時代の戦争と文化 | 税金・社会保障 | |
2021年度 |
小問4問 |
緯度・経度と地名 |
江戸幕府三大改革 |
直接請求権 | 青森県文化遺産 |
2020年度 |
小問4問 |
国宝・重要文化財 |
・鎌倉・室町幕府の仕組み |
日本国憲法(国民の権利及び義務) | |
2019年度 |
小問4問 |
・野菜果物の生産量から都道府県を答える |
15・16世紀の民衆の歴史 | 情報公開制度 | |
2018年度 |
小問4問 |
・北緯40度の緯線が通る東北の位置 |
享保の改革 | 直接請求権 |
次回は、一般教養(数学・理科・英語)を紹介します。
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