看護師国家試験の必修問題合格基準の落とし穴とは…

こんにちは。東京アカデミー立川校の松本です。
今年も残り2日。東京アカデミー立川校は、本日が年内最後の営業日となっております。
本年もご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
2021年最後の記事は、「必修問題の合格基準」についてご紹介いたします。

▷必修問題の合格基準は何点？

厚生労働省が提示する必修問題の合格基準を計算すると、例年「8割以上」で、50問の出題だと40点取れれば合格基準をクリアできると考えられています。
そこで直近5年分の国家試験の必修問題の合格基準を並べてみます。

🍀必修問題の合格基準の推移（直近5年分）
【第110回】40点以上/50点（正答率80.0％以上）
【第109回】40点以上/50点（正答率80.0％以上）
【第108回】40点以上/49点（正答率81.6％以上）
【第107回】39点以上/48点（正答率81.3％以上）
【第106回】40点以上/50点（正答率80.0％以上）

 しかし！年によって「全員が採点から除外される問題」があったり「正解した場合は採点対象に含め、不正解の場合は採点対象から除外する」といった措置がとられたりすることがあります。

「採点から除外されるならラッキーじゃないのかな？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに採点除外の措置によって救われる方もいますが、その逆もあるのです😱

 ▷採点除外が与える影響

例えば【第108回】を例に挙げてみましょう。

この年は採点除外が1問、複数正答が2問あった年でした。
Aさんは自己採点で必修問題40点、一般＋状況設定問題も「合格できそう」な点数でした。

祈るような気持ちで合格発表を迎え、いざ結果を見てみると…不合格でした。
一般＋状況設定問題は合格基準の155点をクリアしているのに、何故なのでしょうか。

なぜなら、「40点」取れていると思った必修問題から、
採点除外となった1問がマイナスとなり、Aさんの得点は「39点」になってしまったのです。

必修問題はこのような落とし穴があるため、安心して合格発表を迎えるためには42～43点は取っておきたいところです。

 ▷必修問題対策は冬期集中講座で！

東京アカデミー立川校では、冬期集中講座「必修総仕上げゼミ」を実施いたします！

⭐校舎での対面講義
B-41　1月8日（土）10日（月・祝）の2日間
対面講義の詳細はコチラ！

⭐オンライン講義
BZ-3　1月7日（金）
BZ-4　1月16日（日）
BZ-5　1月22日（土）23日（日）の2日間
BZ-6　1月29日（土）30日（日）の2日間
BZ-7　1月31日（月）2月1日（火）の2日間
オンライン講義の詳細はコチラ！

必修問題対策に力を入れたい！という方は、ぜひ東京アカデミーの必修問題対策をご利用ください。

東京アカデミー立川校は12月30日～1月3日まで休館し、2022年1月4日（火）より営業を開始いたします。
誠に勝手ながら上記の休館期間中は、メールやお電話等でのお問合せ対応を休止しております。

来年も変わらずに多彩な講座・サポートで、看護師の夢に向かって頑張る皆さまを応援いたします💪✨
受験生の皆さまが年末年始を健康に、そして充実した学習とともに過ごされることを願っております。