東京アカデミー広島校
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こんにちは、東京アカデミー広島校です。
公務員試験でも筆記・面接問わずに重要視される「時事対策」、しっかりと力として定着させるには、日頃からアンテナを張り興味・関心を絶やさない姿勢が求められます。
行政の仕事は、実社会に存在する様々な問題、民間として解決に取り組むには目を逸らしたくなるような問題に真正面から取り組むことです。
見聞きしたニュースについて、将来に向き合う課題として、聞いて終わらず追ってみる、そういう練習をしてみましょう。
今日は「オミクロン変異株 その2」についてです。
年の瀬に最も聞きたくなかったニュースと言えるでしょう。政府が即時実行した、海外からの感染経路を防ぐ水際対策は概ね有効に機能し、忘年会シーズンの大半を比較的無事に過ごせたわけですが、ここからはそうも行かないようです。
注意が必要なのは「市中感染」です。病院などの感染リスクの高い場所に立ち入ったわけではなく、単に日常生活の中で感染することを指しますが、こうなってくると感染者は増加の一途を辿ります。自由に動き回る誰かが感染者である以上、誰かと濃厚接触すれば感染のリスクがあるわけですから、有効な対処方法は行動制限等になってきます。
その「市中感染」が確認されているのは現時点で広島、東京、愛知、京都、大阪、福岡の6都府県。来るにせよ行くにせよリスクがあり、注意が必要なエリアとなりました。政府はこの対策として、「市中感染」が確認されたエリアの隣県も無料でPCR検査と抗原検査を実施できるよう調整することにした。素早く感染者を発見、隔離する狙いがあります。
ちなみにオミクロン変異株感染者は山口県でも3名確認されていますが、いずれも海上自衛隊岩国航空基地関係者で感染経路がはっきりしており、市内で普通に過ごしている人から感染者が出たわけではないため、市中感染は確認されていないものとしています。
来るか来るかと言われ続けた第6波が、変異株によって俄然現実味を帯びてきています。コロナ禍からの景気回復の兆しも、物価上昇が妨げとなって思うようにいきません。噛み合わない歯車を見ているような心地になりますが、これから行政の一員になる皆さんは、このことに関する意見を持てていますか?ここに書いてあることは問題の一側面でしかありません。興味が湧いたらまとまるまで色々調べてみましょう!
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