東京アカデミー青森校
ブログ
こんばんは。東京アカデミーの佐井です。
今回の「青森県の傾向を知ろう!シリーズ」は一般教養(数学・理科・英語)です。
出題傾向を把握し、今後の学習の参考としてください。
毎年「計算問題または式の値を求める問題」「確率」「図形の計量(平面図形または立体図形)」「関数(直線または放物線)」の4分野から各1問ずつ出題されている。
本年度は計算ではなく方程式の立式から計算で出題されたが、レベルとしては高校入試程度のものがほとんどである。
数学を得意としていれば確実に満点を狙えるところではあるが、数学を苦手とする人は基本からしっかり学習しておかなければ、他の受験者に差を広げられてしまうため注意が必要である。
但し、出題分野も大体決まっており、レベルも決して高いものではないため、例年平均点は他分野と比べても高い方である。
苦手とする人は早期から計画的に学習を進めていきたい。
年度 |
問題数 |
内容 |
2022年度 |
小問4問 |
関数、確率、二次方程式、図形(特別な四角形の面) |
2021年度 |
小問4問 |
図形(四角すいの体積)、確率、方程式(速度)、図形(円の性質) |
2020年度 |
小問4問 |
図形(直方体の対角線)、確率、方程式、関数 |
2019年度 |
小問4問 |
図形(正多角形の内角)、確率、方程式(濃度)、図形(台形の面積) |
2018年度 |
小問4問 |
式の値、確率、関数(交点と0を結ぶ三角形の面積)、図形(円すいの体積) |
毎年、「物理」「化学」「生物」「地学」の各分野から1題ずつの出題で各2点の配点となっている。
本年度は化学は中2の「分解」、生物は中3の「炭素の循環」、物理は中1の「浮力」、地学は中2の「天気変化」からの出題であったが、中学生が苦手な分野、間違えやすい典型的な問題が選ばれている。
中学校の知識をしっかり復習しておけば対応できるが、苦手な分野がある場合には早期の取り組みが必要である。
年度 |
問題数 |
内容 | |||
物理 | 化学 | 生物 | 地学 | ||
2022年度 |
小問4問 |
浮力 | 重曹の分解 | 生態系の循環 | 天気の変化 |
2021年度 |
小問4問 |
動滑車・走滑車 | 密度 | 細胞分裂 | 金星の動き |
2020年度 |
小問4問 |
電気と磁界 | 酸アルカリとイオン | 蒸散 | 地層の傾き |
2019年度 |
小問4問 |
鏡の反射 | 飽和水溶液のグラフ | 体循環 | 雲のでき方 |
2018年度 |
小問4問 |
電気とエネルギー | 複合問題(金属の性質・ボルタの電池物質量 | 生物量(植物、草食動物、肉食動物)の関係 | 地震(初期微動・主要動) |
毎年決まって対話文の空欄補充問題となっている。
高校入試レベルの英単語、文法で十分解ける問題であるが、ここ最近、難しい出題も見受けられる。
英語が苦手な場合は、基本的な重要単語とよく使われる会話表現を覚え、過去問および過去問に類似した形式の問題を数多く演習したい。
次回は、人物試験(論文・模擬授業・個人面接)を紹介します。
青森県の教員採用試験については東京アカデミーにお任せください!
◆2022年夏試験に向けたピンポイント対策については 自治体別ガイダンスでも解説予定!
◆さらにしっかり学習したい方は通学講座で効率よく学習できます!