東京アカデミー立川教室
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今回は専門科目編で最後の学系科目です。
東京アカデミーでは学系科目は他の科目と比べて授業数が少ないため、自力で頑張らなければならない部分もあるかと思います。しかし、学系科目は暗記科目のため、最悪自力でもどうにか完成させられる科目と言うこともできます。また、この中のどれかを捨て科目にしてしまう人もよくいると思いますが、数的処理やミクロ・マクロ経済などのように積み重ね科目でないため短期集中型での暗記が得意な人などは捨てずに頑張れば得点源になるのではないかと思います。しかし、これらの学系科目は国家公務員(専門職も含む)と他の試験で難易度がかなり異なると私は感じたので、なんとなく暗記をするだけでは国家公務員の試験ではあまり得点を稼げないかもしれません。反対に特別区などでは、人物と、その人が唱えたものの名前の繋がりを覚えているだけで選択肢を切ることができる場合もあります。その上、国家公務員の試験で出題されるレベルの複雑な知識はあまり出題されないため、特別区→国家公務員→地方上級の流れで受験するような人は、最初に全体を軽く覚えて(人物の名前とその人が何をし、何という言葉を生み出したのかなど)特別区の試験に臨み、特別区の試験が終わってから、国家公務員の試験で出題されるような細かい部分や新たな知識を覚えていくというやり方でもよいのではないでしょうか。私は実際にこのような勉強のやり方をしていました。
特別区を受ける前に、国家公務員試験のレベルのものを覚えたとしても、特別区の試験ではあまり役に立ちません。試験に出題される確率が低いからです。そのため、難しいものを覚えることに時間を費やすより、特別区レベルの基礎を特別区の試験までにしっかりと完成させてから、その後にその他の部分を国家公務員の試験に向けて勉強していくのが効率が良いのではないかと思います。そうすることで、基礎も応用も覚えることができるので、地方上級を受ける際にも役立つのではないかと思います。
また、教養科目のところで紹介したように、学系科目も膨大な量の単語を暗記することになるため、語呂合わせやリズムで覚えるのも良いのではないかと思います。しかし、教養科目のように調べてもこれらの分野の語呂合わせはあまり出てこないので自分で考えなければいけません…