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【教員採用試験】ブログde教育時事～GIGAスクール構想 高校への導入に動きあり
新年明けましておめでとうございます。。東京アカデミー青森校 教員採用担当の佐井です。
本年も受験生の皆様と一緒に教育時事を考えてみたいと思います。
さて、今回は、「GIGAスクール構想」における高校への導入促進について文部科学省より通知が出ましたのでお知らせしたいと思います。
2021年4月、当初の計画を前倒しして、全国の公立小中学校で1人1台端末と高速大容量通信環境下での新しい学び＝「GIGAスクール構想」が始まりました。
セキュリティの見直しやデジタル教材活用など現場での課題は山積していますが、様々な利活用の事例が紹介されており、「多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、個別最適な学びを全国の学校現場で持続的に実現する」というGIGAスクール構想の目的の達成に向けて、小中学校では一歩ずつ、確実に進んでいるのではないでしょうか。
しかし、義務教育段階のICT環境を途切れさせることなく高校へとつなげることが次のステップとなります。
高等学校における「一人一台端末」の整備は、自治体の独自財源や保護者の負担となり、自治体の事情や保護者が負担に応じるか否かなどの問題により、自治体間で大きな整備格差が出ているのが現状です。
また、高等学校については、令和４年度の入学生から、新学習指導要領が年次進行で実施され、情報Ⅰ（プログラミングを含む）が共通必修科目となりますので、整備が急務となります。
この状況の中、昨年末の12月27日に文部科学省より、「GIGA スクール構想における高等学校の学習者用コンピュータ端末の整備の促進について」の通知が出されました。
文部科学省はこれまで、高校での一人一台端末の整備については、各自治体に任せる方向性でしたが、この通知では、「高等学校段階の１人１台端末については、新型コロナウイルス 感染症対応地方創生臨時交付金の活用も含め、各都道府県における整備状況を 国としてフォローアップし、必要な取組を促す」とし、自治体に対し、積極的な導入を推奨しています。
最後は各自治体の判断にはなりますが、是非高等学校段階においても一人一台端末の環境を整備していただきたいですね。
各自治体の整備状況については、調査し公表するようですので、注目してください。
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