東京アカデミー静岡校
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東京アカデミー静岡校の浅山です。
第102回看護師国家試験より非選択式の計算問題が導入されました。
この計算問題ですが苦手としている方が多いのですが、実は非選択式の導入前と導入後では難易度が変わりません。
高校数学の教員免許を持っているので解き方のポイントを調べてみました。
第4回目はBMI、標準体重、肥満度の問題です。→前回の酸素ボンベはコチラ
今回のBMI、標準体重、肥満度の問題には公式があります。
この公式のポイントは単位が決まっているところです。
カウプ指数とローレル指数は小児の発育指数なので単位も小さくなっています。
このほかにも体重減少率が出題されています。
体重減少率とは減少した体重が元の体重の何パーセントかという意味です。
どれだけ体重が減少したか → 3200g―3100g=100g
元の体重が3200gなので → 100÷3200×100=3.125 → 答えは四捨五入して3.1となります。
BMIなので公式に当てはめてみましょう。身長がmなので160ではなく1.6で計算します。
BMI=64÷1.6÷1.6=25
カウプ指数が幼児、ローレル指数が学童期、思春期なので今回はカウプ指数を使います。
体重がgなので28ではなく28000で計算します。
カウプ指数=28000÷100÷100×10=28 カウプ指数が28なのでこの幼児は「肥満」となります。
公式もありますが肥満度は標準体重との差が標準体重の何パーセントかという意味です。
標準体重との差 → 36㎏―30㎏=6㎏
標準体重は30㎏ → 6÷30×100=20 → 答え20%となります。
近年の本試験に出題されているのはこの4問です。
滴下数・希釈・酸素ボンベに比べると出題頻度は低いです。
計算問題としては公式に当てはめるのみなので公式と単位をしっかり覚えましょう。
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