東京アカデミー町田教室
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こんにちは。
東京アカデミー町田校の片貝です。
昨日に引き続き必修問題で狙われやすい統計数値をご紹介いたします。
前回のブログでは、母子保健に関する指標/婚姻と離婚・女性労働の2つをご紹介いたしました。
まだまだ覚えなければならない数値はたくさんございます!本ブログでしっかりと押さえていきましょう♪
⑨受療状況・介護の状況
国民生活基礎調査(健康状態・介護の状況)は令和元年、患者調査は平成29年が最新のデータです。
健康状態と介護の状況、患者調査については、3年ごとに実施をするためです。
有訴者率(人口千対) | 302.5(令和元年調査) |
通院者率(人口千対) | 404.0(令和元年調査) |
おてがるチェックのP.11には、「自覚症状として多いもの」「通院の対象傷病」が男女別で記載されています。併せて確認しましょう👀
「要介護者のいる世帯の要介護度合割合」の表も欠かせません。世帯構成の部分にも絡んでくるので、P.4を行き来しながら見ると良いですね。
また、傷病別受療率についてもしっかり理解できていますか?これを機に押さえておくと◎です!
入院受療率 | 精神及び行動の障害、循環器系の疾患が高い。 |
外来受療率 | 消化器系の疾患、循環器系の疾患、筋骨格及び結合組織の疾患が高い。 |
⑩生命表
日本は世界有数の長寿国であり、平均寿命は依然として延長傾向にあります。これは、看護師を目指していない方でもご存知の内容ですよね。
平均寿命(令和2年) | 男81.64年 | 女87.74年 |
平均寿命と併せてよく出てくるが、平均余命です。平均余命とは、「ある年齢ちょうどの者の、その後の生存年数の期待値」を指します。
つまり、0歳の平均余命=平均寿命となるわけです!
⑪国民医療費
国民1人当たりの医療費は、34万3,200円となっています。
この項目では、「制度区分別(公費負担/医療保険等/後期高齢者医療/患者負担)」と「年齢階級別」で見ていくと良いでしょう。
制度区分別では、後期高齢者医療と患者負担が、平成29年→平成30年で2,000億円ほど増加しています。
昭和中期から現在までどのような変化があるのか、「国民医療費と対国民所得比率の推移」も併せて確認してみましょう。
年齢階級別では、おてがるチェックP13にて、65歳未満と65歳以上に分けて記されています。
1人当たりの医療費を比べてみると、差が如実に表れていることが分かるでしょう👀
⑫国民健康・栄養調査
国民健康・栄養調査とは、「健康増進法に基づき、国民の身体の状況・栄養素等摂取量・生活習慣の状況などを明らかにする調査」です。
・肥満及びやせの状態
→肥満者(BMIが25以上)の割合は、男性33.0%/女性22.3%です。それに対して、やせの者(BMIが18.5未満)の割合は、男性3.9%/女性11.5%となっています。
・運動習慣や歩数の状況
→運動習慣のある者の割合は、男性33.4%/女性25.1%です。運動習慣の定義については、おてがるチェックP.14を確認しましょう。
年齢階級別に見てみると、男性は40歳代・女性は30歳代で最も低いです。また1日の平均歩数は、男性6,793歩・女性5832歩です。
この他にも、おてがるチェックP.14には「睡眠状況」「飲酒状況」「喫煙状況」の観点からも記されています。
メタボリックシンドロームに該当する基準も、このページに記載がございます。数値と併せて覚えてしまいましょう!
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詳細は下記をご確認ください。
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合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!