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【2022年度公務員試験】2020年度高齢者・児童虐待件数過去最多｜公務員論文試験課題例
試験情報
こんにちは、東京アカデミー神戸校公務員担当です👧
昨年末、厚生労働省は2020年度の養護者（家族・親族・同居人等）による高齢者虐待件数が過去最多の17,281件（前年度比353件増）であることを発表しました。
一方、養介護施設従事者等による虐待件数は、平成18年度からの調査で初めて減少し、595件（前年度比49件減）でした。
また、同省は昨年8月に2020年度の児童相談所での児童虐待相談件数は平成2年度以降、30年連続最多を更新し、20,5044件（前年度比11,264件増）であることを公表しています。
（参考：厚生労働省）
虐待に関する論文試験例
公務員試験では社会情勢・社会問題に関する問題が教養試験や論文試験、面接試験等で問われることが多くあります。
実際の本試験論文課題を例に考えを深めていきましょう。
2021年度埼玉県小・中学校事務・警察事務
児童虐待、児童相談所への通報がどうかしていることについて①社会としての役割②行政が行うべきことは何かを述べなさい。
2020年度広島県警察少年育成官
全国的に発生している児童虐待事案に関して、現状と問題点を述べた上で、どのような防止策を講じるべきか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
2019年度福岡県児童福祉
児童虐待は、子どもの生命が奪われる重大な事件が後を絶たないなど依然として大きな社会問題になっています。そこで、虐待に至るおそれのある要因について、保護者、子ども及び養育環境それぞれの側面から説明しなさい。また、児童虐待への対応において、児童相談所が果たすべき役割と、児童福祉司（ケースワーカー）に必要とされる基本的な態度について、あなたの考えを述べなさい。