東京アカデミー東京校
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こんにちは。
東京校の教員採用試験担当チューターです。
前回から、定期的にチューターの方が実際にしていた教員採用試験の受験対策についてブログでご紹介しています!
前回のブログはコチラから→教員採用試験合格者からの受験アドバイス➀『過去問分析について』
今回は、『模擬試験活用法』についてお伝えします。
本番当日は緊張をしてうまく問題が解けなかったり、焦りが出ていつもと違うことをしてしまったりすることがあります(私は本番中に初めて見る問題に遭遇し、少しパニックになり冷静に問題を解けないことがありました)。
緊張感のある中でもなるべく冷静に問題を解けるように、なるべく模擬試験を会場で受験し、試験本番のデモンストレーションとして模擬試験に臨むと良いです。
以下は、私が模擬試験で毎回確認した事項です。
①論作文作成時の時間配分
②わからない・見たことのない問題があったら後回しにする練習
③試験の残り時間の確認と解いた問題の見直し
④マークシートの記入に慣れる
⑤隣の人の鉛筆の音に慣れる
⑥休憩中にトイレに行くタイミングを確認
特に、①の「論作文の時間配分の確認」は重要です。
論作文は集中して考えているとあっという間に時間が過ぎ、気付けば制限時間を過ぎてしまう方もいると思います。
課題文の把握と論作文の骨子の組み立てに何分かけるのか、序論や本論は何分までに記入を終えることを目指すのかなど毎回、論作文の模擬試験中に考えていました(※論作文の対策法については次回以降ご紹介します)。
模擬試験は力試しとして受験する方が多いかもしれません。
そのため、模擬試験の結果が出たときに成績の良し悪しで気持ちの浮き沈みがあるかもしれません。
しかし、模擬試験というものは基本的に全自治体向けに問題作成がされているため、自分が受験する自治体の出題傾向に全て沿った問題というわけではありません(東京アカデミーで実施している自治体別模試に関しては自治体の傾向に合わせた問題となっています)。
すなわち、皆さんが試験本番で解くことになる問題とは異なる出題傾向の模擬試験を受けた結果として出る偏差値に、そこまで一喜一憂する必要は無いと私は考えています。
ただし一方で、模擬試験は予想問題の宝庫でもあるため、全ての問題は必ず復習をするようにしてください。
復習することで、知識の定着が図れます。特に間違った問題の中でも全体の正答率が高い問題は必ず押さえておきましょう。
今回は以上です。
今後も定期的にブログをアップしていきますので、皆様の受験対策に少しでもお役に立てることができましたら幸いです。
東京アカデミーで実施する教員採用試験対策模試についてはコチラからご確認ください。