東京アカデミー池袋校
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こんにちは。東京アカデミー池袋校の公務員担当です。本日は地方公務員に関する最新ニュースをお届けします!
政府が地方自治体の職員が別の自治体に転籍しやくする「共通資格」の導入を検討していることがわかりました(日本経済新聞1月10日付紙面より)。
地方自治体の職員が、配偶者の仕事や親の介護などを理由に遠方の別の自治体に転居することになっても公務を続けられるようして、行政機関で勤務した経験に基づく知識やノウハウを持つ人材を生かす狙いがあります。現在は別の自治体の職員として就職するためには、通常の採用試験を受験する必要があり、再び試験対策をしなければならないという高いハードルがあります。
今回導入が検討されている「共通資格」は、公務員として必要な一定の能力や実績、スキルを証明するものです。行政職員としての経験を考慮し、試験を免除するなど採用手続きを簡略にする内容が想定されています。
このニュースは、現職の公務員の方にとってもちろん朗報ですが、これから公務員を目指す方にとっても喜ばしいことだと思います。将来的に遠方への転居が想定される場合に、安心して公務員を続けられる可能性があるということで、人生設計を建てやすくなるのではないでしょうか。
ニュースの詳細は、日本経済新聞ホームページ(有料会員限定)の記事にも掲載されています。