東京アカデミー秋田校
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いよいよ2022年夏、教員採用試験の受験に向けた勉強も本気モードに突入する時期がやってきました。
今年の筆記試験、面接試験でも目玉の一つとなる、「GIGAスクール構想」について、高等学校導入に向けた動きが見られますので、受験生の皆様は確認と対策をスタートさせましょう。
まずは、「GIGAスクール構想」に関する高等学校のこれまでの状況
・2021年4月、当初の計画を前倒しして、全国の公立小中学校で1人1台端末と高速大容量通信環境下での新しい学び=「GIGAスクール構想」がスタート。
・義務教育段階のICT環境を途切れさせることなく高校へとつなげることが次のステップとなっていた。
・高等学校における「一人一台端末」の整備は、自治体の独自財源や保護者の負担となり、自治体の事情や保護者が負担に応じるか否かなどの問題により、自治体間で大きな整備格差が出ているのが現状でした。
・また、高等学校では、令和4年度の入学生から、新学習指導要領が年次進行で実施され、情報Ⅰ(プログラミングを含む)が共通必修科目となり、整備が急務。
文部科学省はこれまで、高校での一人一台端末の整備については、各自治体に任せる方向性でしたが、
この通知では、
「高等学校段階の1人1台端末については、新型コロナウイルス 感染症対応地方創生臨時交付金の活用も含め、各都道府県における整備状況を 国としてフォローアップし、必要な取組を促す」とし、自治体に対し、積極的な導入を推奨しています。
最後は各自治体の判断にはなりますが、秋田県でもその対応等の発表や審議過程の発表などが予想されますので、注視が必要です。
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