東京アカデミー広島校
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こんにちは、東京アカデミー広島校です。
公務員試験でも筆記・面接問わずに重要視される「時事対策」、しっかりと力として定着させるには、日頃からアンテナを張り興味・関心を絶やさない姿勢が求められます。
行政の仕事は、実社会に存在する様々な問題、民間として解決に取り組むには目を逸らしたくなるような問題に真正面から取り組むことです。
見聞きしたニュースについて、将来に向き合う課題として、聞いて終わらず追ってみる、そういう練習をしてみましょう。
今日は「国際賢人会議」についてです。
1月17日に岸田首相が行った施政方針演説で発表されたもので、核兵器のない世界の実現を目指し、各国の政治リーダーと会合を行うことを目標としています。会合そのものは今年中の実施を目指すとのことですが、実際にどの国が参加するといった具体的な話はまだ立ち上がっていません。そして、その会合は広島で行われるそうです。
岸田首相がまだ外相だった2017年に道筋をつけた核保有国と非保有国の有識者による「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」を発展させる形です。当時の会議そのものは、核保有国と非核保有国との認識の溝を埋めることが出来ず、難しい結果に終わったとされています。
方針演説の殆どの時間はコロナ対策に関する話だったようですが、そこに並べてこの話が上がるのは、やはり岸田首相の地元が広島であるからでしょう。政治家の地元に対する思い入れはことのほか強く、自身の拠点としている土地の声をないがしろにするのは難しいものです。今後も広島の名前が国会で上がることも多くなるかも知れません。少なくとも岸田首相が在職期間中は、広島県内公務員を目指す方はその動きや発言に注意を払っておくべきでしょう。国が動かした話でも、実働部隊となるのは自治体にいる公務員です。例えば警察官などでは、広島で国際会議があるとなればその警備のために、普段とは異なる出勤シフトが適用され、勤務が連続する可能性もあります。(もちろん県外から応援もありますが)
これから行政の一員になる皆さんは、このことに関する意見を持てていますか?ここに書いてあることは問題の一側面でしかありません。興味が湧いたらまとまるまで色々調べてみましょう!
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