東京アカデミー大阪校
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今回は、警察官志望の方には絶対に読んでおいてほしい『警察白書』について取り上げます。
この資料を読んでいるかそうでないかで、面接試験や討論試験などで、間違いなく大きな差が出ます。また警察官の業務内容なども詳しく書かれているので、警察官に興味があるという人も目を通しておくと良いでしょう。
さて警察白書がどのようなものか簡単に説明していくと、これは警察庁から刊行されている白書であり、「その時代の社会背景を元に、どのような犯罪が発生し、それに対して警察がどのような対策を講じているか」を学ぶことができるものです。
基本的な警察組織といった情報から、犯罪の種類ごとの件数の推移、警察がどのような対策を取っているかなど、警察官に関する情報が載っており、あまりイメージのしにくい警察官の具体的な仕事の進め方や、今現在、警察組織全体として力を入れていることなど警察官の業界研究としては、これ以上ない資料となっています。
実際に都道府県警察の面接試験でも、警察に関することや事故や事件のデータ、発生数などが問われることもあるため、受験先の警察の現状は知っておく必要があります。また集団討論では特に日本の警察組織における現状、今後の課題となっていることが問われることが多いので、どのような事件を警察がどう対応しているのか、確認しておきましょう。また警察白書には、都道府県ごとの事件、事故の発生数なども詳しく掲載されているので、自分の受験する警察の情報は必ずチェックしておきましょう。
・山形県の犯罪の傾向・課題・対策を述べよ。
・静岡県内の交通事故による死者数は何人か。また増えているか。
・交通事故死者数と現在の愛知県の順位を述べよ。
・島根県での事件について何かデータを知っているか。 など
・新しいコロナ社会と治安について(愛媛県警)
・災害発生時において警察官が果たすべき役割(福島県警)
・児童虐待を防止するために警察や関係機関団体がどのような対策をとるべきか(福島県警)など
警察白書は警察庁のホームページでも閲覧ができるほか、ネットや書店で購入することもできます。自分自身にあった方法で内容を確認しておきましょう。
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