東京アカデミー神戸校
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公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
先週のブログでは、「地理」について取り上げました。
さて今回は教養試験「国語」の出題傾向と対策について取り上げていきます。
公務員試験の「国語」の出題範囲ですが、このブログでは現代文や古文などは「文章理解」として取り上げているので、それ以外の漢字の書き取り、四字熟語・ことわざ・慣用句の意味・用法などの範囲を「国語」としています。
主な対策としては、日頃から書物・新聞などに目を通し、語彙を増やすことが挙げられます。
普段から文章を読む機会が少ない方は、参考書などを活用して覚えていきましょう。
また文法に関する出題は比較的少ないですが、基礎事項は理解しておくことが大切です。
1位 : ことわざ・故事成語・慣用句
2位タイ: 漢字の書取り、四字熟語
4位 : 現代文法
5位タイ: 同音異義語、類義語・対義語
直近3年間の出題数では、「ことわざ・故事成語・慣用句」からの出題が圧倒的です。
警察試験(警視庁)を受験される方はもちろん、国家一般職、地方初級、海上保安学校の試験でも毎年のように出題されています。
また「漢字の書き取り」、「四字熟語」は警察試験(警視庁)以外の試験では頻出ですので、対策が必要です。
地方初級試験では「現代文法」が毎年のように出題されていますので、必ずチェックしておきましょう。
それでは、過去問にチャレンジしてみましょう!
次のA〜Eのことわざのうち、その意味が妥当なもののみを挙げているのはどれか。
(2019 年 海上保安学校)
A:背に腹はかえられぬ……大事のためには他のことを犠牲にするのもやむを得ないこと
B:昔取った杵柄……………どんなに貴重な物でも持つ人によっては何の役にも立たないこと
C:寄らば大樹の陰…………頼りにするならば、より勢力のある者を頼る方が良いということ
D:対岸の火事………………他人の状況をみて自分の教訓とすること
E:木に竹を接ぐ……………失敗が思いがけなく良い結果をもたらすこと
1 A、C
2 A、E
3 B、C
4 B、D
5 D、E
【解答】 1
【解説】
A 正しい。
B 昔取った杵柄は、過去に鍛えた腕前。今でもうまくできることに使う。
C 正しい。
D 対岸の火事は、自分には全く関係のないことと思って傍観する態度。
E 木に竹を接ぐは、性質の異なったものをつなぎ合わせることから、条理の通らないこと。
次回は1/29(土)更新「東アカHPを活用しよう③ 面接対策編」についてです。
次回もお楽しみに!
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