東京アカデミー静岡校
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2022年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは。
東京アカデミー静岡校の教採担当「中の人」です (^^)ノシ
今日取り扱うのは、教職教養編の第8回 大問の9です。このシリーズのブログの最終回です!
静岡県の教養試験には例年「ご当地問題」が出題されるのですが、この数年は名ばかりのご当地問題でした。2021年実施の試験は久々にご当地問題らしいご当地問題が出題されました。
出題内容は、静岡県人権啓発センターの出している「ふじのくに人権宣言」からですね。出題された問題文にも載っているように、平成16年12月に宣言されている文書ですから、新しいものではありません。ただ「普遍的」な内容ではあるのでしょうね。以下に出題されたのと同じ全文を掲載します。黄色でハイライトが入った部分が空欄になっており、語群の中から選ぶ問題ですね。人権に関する文章としてはオーソドックスな文章であり、空欄部も同様です。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」
この世界人権宣言第1条は、人類社会の至高の理想と私たちがいかに生きていくべきかを示しています。
その実現に向けて、人権問題の多くに内在する差別意識を解消するとともに、互いの人権を尊重し合う社会を築いていきます。
そのために、私たちは毎日の生活の中で、次のことを実践します。
平成16年12月15日
静岡県人権会議学校現場の実際がどうなのかは分かりませんが、同和問題はもちろん、男女共同参画社会が当然となり、国籍も様々になりつつある社会で、LGBTなどの性的マイノリティーも受け入れることが当然のようになりつつ社会では、人権について再度確認する必要があるのだと思います。もちろんこの問題に関しては「いじめ」に関することも含む訳ですから、人権に関する分野もかならず目を通しておきましょう。
では今回はこの辺で (・ω・)ノシ