東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
今日は話題のGIGAスクール構想に関するお話です。
児童生徒の一人一台端末やネットワーク環境の整備などが進んでいます。
実際に現場で働かれている方は目まぐるしく変化する状況を実感されていることと存じます。
そんな中、受講生の方からこんな話を聞きました。
「子どもは一人一台端末だけど、教員は複数人で使いまわしている」
「端末を繋ぐケーブルや付属品などは教員が自前のものを準備している」
このお話を聞いた時、正直驚いてしまいました。
子どもが一人一台端末なら、教員も一人一台端末は必要なのでは?先生が自前のものを使っている!?
ちょっと想像していないお話でしたが、他の受講生の方も特段驚いた様子はなく、これは「現場あるある」だそうです。
そんな中、昨年末に補正予算が可決されたニュースを聞きました。
学校教育関係では、個別最適な学びを実現するためのGIGAスクール構想の推進等を目的として215億円が計上されたそうです。
具体的な支援策としては以下のような内容が挙げられました。
・学校への支援をワンストップで担う「GIGAスクール運営支援センター」を各都道府県等に緊急整備、全国一斉に学校ネットワークの点検・応急対応の実施が必要。
・子供だけでなく教師にも1人1台端末を整備するとともに、高機能なカメラやマイク、大型提示装置など遠隔授業実施環境の高度化の支援が必要。
・全ての小中学校等でデジタル教科書の活用を可能にするとともに、デジタル教科書や連携するデジタル教材等がよりスムーズに活用できるよう、実際の使用状況を踏まえた課題解決や配信方法等の検証の実施が必要。
文部科学省及び各自治体教育委員会が総力を挙げて取り組んでいる「GIGAスクール構想」ですが、まだまだ課題があるようです。
これから教員を目指す皆さんも、ご自分の受験する自治体の現状を調べてみてください。
それではまた。