東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校です。
今日は面接試験についてのお話です。
突然ですが、「ハロー効果」という言葉をご存じですか?
教育心理を学習していると出てきますよね、一度は耳にしたことがあると思います。
ハロー効果とは、ある対象に対する印象や評価が、ほかの側面(見た目・特徴など)に左右されてしまう現象のことです。
例えば、同じ景色や人物でも陽光を背負うと神々しく見えることってありませんか?
同じような文章を書いているのに、字が綺麗なだけで良い文章に思えることってありませんか?
実はこれは面接でも同じことが言えるのです!
面接試験では、発言の内容も重要ですが‘印象’の重要さは言うまでもありません。
その‘印象’の評価の一つに「正しい“言葉遣い(表現)”」というものも含まれます。
日常会話では気にならないことでも、面接という「試験」となればおかしな表現がたくさんあります。
「すごい」という言葉を取り上げてみます。
「すごい」と言っても、日常会話の中では「めっちゃ」「超」「やばい」など、様々な表現をしますよね。
さすがに面接で「やばい」と言う方はいらっしゃらないと思いますが、実際の面接練習を見ていると「すごい」という言葉を使っている方はいらっしゃいます。
例えば、「~はすごい嬉しい」という表現は、「~は非常に嬉しい」の方が面接では好ましいでしょう。
また、「とてもすごい」と言う方もいらっしゃいますが、「大変すばらしい」などの方が良いですね。
適切な言葉遣いをしている人は賢そうに見えたり、そこそこの内容でもしっかりした話をしているように聞こえたりもします。
反対に、言葉遣いが不適切だと、内容が良くても評価が悪くなることもあります。
特に【集団面接】【集団討論】など、他の受験生と比較される場合は、注意が必要です。
言葉遣いには、どうしても「癖」が出てしまいます。
自分の癖を自分で知ることは難しいですよね。
面接練習をする際は、複数の人に自分の話している姿を見てもらい、まずは「癖」を指摘してもらいましょう。
次に、指摘された癖を自分で意識しながら、適切な言葉遣いができるように話し方を修正していきましょう。
試験本番まで約半年となりました。
半年かけて、意識せずとも正しい言葉遣いができる力を養っていきましょう!