東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の高橋です。
2021年夏試験では、試験後に受験生から、
「論文に失敗した」「論文が書けなかった」というお声をよく聞きました。
今日は、論文が苦手な受験生を、少しでも支えられる対策法をお届けしたいと思います。
愛媛県の教員採用試験の論文試験には、文字数が多い!という特徴があります。
全国的に、800字程度が主流で、論文自体が課されない自治体もある中、
愛媛県の論文試験は、1000字以上、1200字以内となっているのが特徴の一つ。しかも、制限時間は60分。
ずいぶんと昔は1600字の時代もありましたから、愛媛県の教育委員会は、受験生の論文を書く力にこだわりがあるのかもしれないと想像できそうです。
また、60分で1000字以上となると、当日、テーマを見てから付け焼き刃で構成まで考えて時間内に書ききることは、まず、難しい!事前対策の重要性を感じますね。
愛媛県教育委員会の『小論文採点基準・評価の観点」によると、
文章力、国語力の他に、
個性や独創性・適性や知識・体験談・発送の豊かさや卓抜さが感じられるか、との評価観点があり、
字数の多さの理由は、自分の考えや抱負、心構えを、特に求めているからでは?と感じます。
論文試験をこのように捉えると、面接試験対策を論文試験対策に応用できることがわかります。上手な文章を書くのも重要ですが、それだけに固執せず、自分が持っている愛媛県の教育への思いを言葉にすることを重視ししてみましょう。
また、愛媛県では、論文試験において、教育時事をテーマとするものが出題される傾向にあります。今、まさに、教職教養対策中だと思いますが、その学習のなかでは、重要事項やキーワードを単に暗記をするだけでなく、面接や論文試験に挿入する自身の意見づくりに発展させておきたいですね。
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