東京アカデミー大宮校
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教員採用試験の予備校、東京アカデミー大宮校の教員採用試験担当です。
先日2022年が始まったと思っていたら、もうあっという間に1月が終わりになります。社会の情勢が様々動いており、このブログを読まれている方の中にはたくさん用事があってバタバタの1か月だった方も多いのではないでしょうか。教員採用試験を受験しようとは思っていても何をどう対策したらよいかを考えている方、模試を受験されて対策の方針を見直す必要がある方等にぜひお読みいただきたい内容になりますので、ぜひご一読いただきたいと思います。
《その1》もう一度試験内容を確認する(試験内容・配点等)
改めて試験分析をして、力点を置く内容を確認しておきましょう。
最初にやることとして、一次試験で課される科目を改めて確認しましょう。受験先自治体の実施要項を確認して、一次試験で課される科目とその配点をもう一度見直しましょう。教養試験の内容や専門試験、それ以外に課される試験(論作文・集団面接等)の有無、配点等も確認できるとよいですね。自治体によっては既に2022年夏実施の試験について発表されているところもあります。例えば、栃木県の小学校(特別支援小学部)の専門試験は全科目必須に変更となります。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
令和5(2023)年度栃木県公立学校新規採用教員選考の主な変更点について
《その2》現在の実力を確認する
全てを一から対策するのはかなりの時間を要します。「弱みになっている試験(単元)内容は何か」を明確にして、そこから対策を考えてみましょう。模試を受験された方は模試の分析、判断材料がない方は過去問をやってみてできる部分・できない部分を知ることが大切です。
《その3》「何を・いつまでに・どのくらい」やるのかを決める
具体的に何をするかを明確にしましょう。「持っている参考書をもう一度見直す」という目標ではなく、「2月で問題集の間違った問題だけ一周演習して、その後にできていた問題を再度やり直す。ここまでを3月までに終わらせる」というように、「何を・いつまでに・どのくらい」を決めておき、あとはやるだけという状態にできるようにしましょう。
※最終合格された方からやり方を聞いてやってみることも大事ですが、自分なりのやり方を工夫することも大事です。教職教養の目安は、教育実習に行かれる方は実習開始までに一通り終える、5・6月に教育実習がない方は一通りの終了を6月末に置くといいでしょう。知識習得状況によってですが、問題演習することも忘れないでくださいね。
《二次試験対策の時期》
結論から言えば、一次試験が終了してから始めるのはかなり厳しい状況です。従って、少しづつ対策を進めていく必要があります。二次試験の内容を確認した上で、基礎的なレクチャーは5月~6月2週目までには受けておきましょう。完成させるのは二次試験までになりますから、あとは練習(演習)すればよい状態にすることで時間的な余裕を作ることができます。
《面接に関しての考え方》
教員採用試験の面接は、いわゆる「就職のための面接」とは異なります。教員としての知識を聞かれたり、ご自身の教育観・指導観に基づいた返答を求められるため、可能な限り質問の想定をしなければなりません。また、評価は面接官がするわけですが、受験生側は面接官を選ぶことはできません。従って、「どんな面接官の方であっても、一定の評価を得られる」回答であることが重要なのです。
《教育時事について質問が出てくる二次試験》
面接(特に個人面接)の時に教育時事に関する質問をされることが多くあります。つまり、教育時事については筆記試験対策として知っているだけでなく、面接試験対策として「私なら学校現場でこうする」という考えを備えておく必要があります。
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教員採用試験最終合格への道は一旦今回で終了致します。2月からは、埼玉県・さいたま市の昨年実施状況について、皆さまにご案内できる部分を公開致します。2/6の掲載を予定しておりますので、ぜひご覧ください。
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