東京アカデミー鹿児島校
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みなさんこんにちは。鹿児島校の内村です⛄
今回は「高卒程度公務員試験最新試験傾向(2019年~2021年の科目別試験傾向)と合格に向けた学習方法について」より、「数学・物理・化学・生物・地学編」をお届けします!
今回紹介する科目は、一般的に「理数科目」と呼ばれている科目で、受験者の中でも特に得意・不得意が分かれる科目です。また、本試験では各科目1~2問ずつの出題ですので、「不得意科目なら1問ぐらい捨てても良いのでは…?」と思いたくなるところです😓
実は、公務員試験で出題される「数学・物理・化学・生物・地学」は、基本事項を押さえておけば解ける問題がほとんどです🙆今回は、各科目の基礎事項の中から「特に押さえておくべきポイント」もお伝えいたしますので、これからの学習をポジティブに進めていけるよう、参考にしていただけると幸いです😌
※下記の試験情報はすべて東京アカデミーの受講生より聞き取り、集約をしたものです。
・数学は、2次関数(2次方程式・2次不等式を含む)が最重要分野です。グラフが速やかに描けることをベースにして、2次方程式の解やグラフとの密接な関係を把握することが大切です。
★数学は出題数こそ少ないですが、「一般知能」で活きてくる分野もありますので、コツコツと基本事項をおさえて、数多くの問題を解いておくことをおすすめします。
・物理では、まず等加速度直線運動、自由落下運動、鉛直投げ上げ運動の公式を覚え、自由に使いこなせるようにしましょう。
・熱量保存の法則や電流回路は多くの問題を解いて、様々な問題のパターンを把握しましょう。
・音波、光波については文章問題の出題が多いため、その性質を整理し、正確に覚えましょう。
★物理=計算問題というイメージが強いですが、単純な計算問題は少なく、条件を変えて、大小関係を問うものが多くなっています。あまり難易度は高くなく、各分野の基本的な法則を知っていれば解ける問題がほとんどですが、単に公式を覚えるだけではなく、問われていることを見極めてどの公式を使えば良いかを判断できるようになるまで、基礎問題を繰り返し学習しましょう。
★化学は、まんべんなく様々な分野にわたって出題されているため、早めに学習を始めることが大切です。まずは過去問を一通り解いてみて、特にわからない(苦手)箇所の基礎事項をテキストで確認しましょう。
★生物は、ほとんどが暗記で対応できます。深い内容を覚えるよりは、広く浅く幅広い知識を身につけておくことがポイントです。どこから学習を始めるべきか迷った場合、まずは下記の分野をマスターしましょう。
・細胞:細胞小器官のはたらき、植物細胞と動物細胞のちがいについて
・代謝とエネルギー:酵素の性質とはたらき、光合成、呼吸、発酵のしくみについて
・ヒトに関連する神経・動物ホルモン、体液、排出:眼、耳の構造とはたらき、血液、腎臓、肝臓のはたらきについて
暗記が苦手な場合は、構造やはたらき、しくみを学習する時に、図や表を書きながらまとめていくと覚えやすいですよ😉
・近年大きな自然災害が起こっていることから、地震や火山に関連した問題は今後も出題が予想されます。地震については、地震波のP波とS波の違い、震度とマグニチュードの定義について覚えておきましょう。
・太陽系と惑星については、太陽系の惑星の特徴、衝、合などの惑星と地球と太陽の位置関係について学習しておきましょう。
本試験では1~2問しか出題のない科目ですが、その1~2点が1次試験の合否を分ける可能性もあります。「あと1点取れていたら合格できたのに…」と後悔しないように、まずは今回お伝えしたポイントを中心に学習を始めてみましょう🙋公務員試験対策のテキストが少し難しく感じた場合は、中学校で使用していた教科書を見返してみることもおすすめです!
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担当:内村