東京アカデミー東京校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの公務員試験科担当です。
今週は、専門試験で出題される経営学の傾向と対策についてご説明します。
経営学は、国家公務員では国家一般職・国税専門官・財務専門官で出題されるほか、地方公務員では特別区(東京23区)・地方上級などでも幅広く出題されています。
【経営学 主な職種の出題数】
◆国家一般職;5問
◆国税専門官;6問
◆財務専門官;6問
◆特別区(東京23区);5問
◆地方上級(A日程);2問程度
※いずれの職種も、選択解答制の科目として出題
【経営学 傾向と対策】
経営学では、国家一般職・地方上級において「経営学説」「経営戦略」「経営学各論」がここ数年の頻出分野で、試験対策ではこれらの分野に重点をおく必要があります。
◆「経営学説」
国家一般職では毎年出題されています。ここではアメリカ経営学説を押さえておけば十分でしょう。行政学と重複する分野でもあるため、アメリカ行政学説を学習する際に併せて理解しておくと効率的に知識修得ができます。
特別区においても2021年度に「モチベーション理論」からの出題がありました。
◆「経営戦略」
主要な経営戦略の機能や効果を正確に理解しておくことが肝要です。国家一般職では毎年総合的な問題が出題されているため対策が求められます。
特別区においても2021年度に「M&A戦略」からの出題がありました。
◆「経営学各論」
「マーケティング論」「生産管理論」「イノベーション」は確実に押さえておきたいところです。
また、今後は激変する経済環境を反映して企業の経営手法にスポットをあてた出題も予想されます。現代の企業社会を担っている株式会社の基本的な仕組みを押さえるのは勿論のこと、各国の企業統治の比較、日本型経営の変遷などの主要なテーマは過去問などで一度は目を通しておくようにしてください。
特別区においても2021年度に「マーケティング論」からの出題がありました。
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公務員試験対策講座(大卒程度)
来週は「国際関係の傾向と対策」についてご紹介いたします。