東京アカデミー大阪校
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こんにちは、東京アカデミー大阪校の国家試験対策担当でございます。
第33回国試 午後問題88 《正答率93.8%》
質問紙の作成に当たっての留意点に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1 一つの質問文で複数の事項を問うことは,複数の回答が同時に得られるので,質問紙の作成において望ましいと考えられている。
2 パーソナルな質問とは社会一般的な意見について尋ねる質問であり,インパーソナルな質問とは調査対象者自身の意識や行動について尋ねる質問である。
3 質問文を作成するときには,調査対象者に関心を持ってもらうために,一般的に固定的なイメージを持つステレオタイプな用語を使う必要がある。
4 社会的に望ましい結果を得るために,誘導的な質問をすることは質問紙の作成として適切である。
5 前の質問文の内容が次の質問文の回答に影響を与えないように,注意を払う必要がある。
正答 5
90%を超える正答率ですが、4.0%の方は選択肢2を選ばれました。
説明が逆になっていますよね。落ち着いて問題にあたりましょう。
第33回国試 午後問題149 《正答率68.1%》
「医療観察法」が定める医療観察制度に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1 精神保健観察は,刑法上の全ての犯罪行為に対して適用される制度である。
2 医療観察制度における医療は,法務大臣が指定する指定入院医療機関又は指定通院医療機関で行われる。
3 医療観察制度による処遇に携わる者は,心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者が円滑に社会復帰をすることができるように努めなければならない。
4 精神保健観察に付された者には,保護司によって「守るべき事項」が定められる。
5 精神保健観察に付される期間は,通院決定又は退院許可決定があった日から最長1 0 年まで延長できる。
(注)「医療観察法」とは,「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
正答 3
26.5%の方は,選択肢2に引っかかりました。
皆さんはお分かりですね。法務大臣ではなく「厚生労働大臣」が正解ですね。
ここでの正答率は、例年本試験当日より弊社HPにて開催いたします「自己採点会」からのデータです。