東京アカデミー大阪校
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こんにちは、東京アカデミー大阪校の国家試験対策担当でございます。
第33回国試 午後問題96 《正答率82.8%》
相談援助に関わる職種の根拠法に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
1 民生委員は,社会福祉法に規定されている。
2 介護支援専門員は,老人福祉法に規定されている。
3 児童福祉司は,児童福祉法に規定されている。
4 社会福祉主事は,生活保護法に規定されている。
5 身体障害者福祉司は,「障害者総合支援法」に規定されている。
(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
正答 3
障害,高齢,児童等の各分野の根拠法と専門職の位置づけ,相談機関の役割等をしっかりと理解し,制度
的な知識を確実にしておこう。
第33回国試 午後問題105 《正答率93.9%》
次のうち,相談援助の過程におけるモニタリングに関する記述として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 クライエントに対する一連の支援終結後に,支援計画の妥当性や効果を測る段階である。
2 支援再開の要否確認のため,問題再発の有無などクライエントの生活状況を確認する段階である。
3 支援計画見直しのため,クライエントの状態変化のありように関する情報を収集する段階である。
4 支援を開始するため,クライエントの問題を把握し,援助関係を形成する段階である。
5 計画どおりに援助が展開されているか否か,計画された援助が効果を上げているか否かなど,援助の経過を観察する段階である。
正答 5
相談援助の展開過程は頻出分野です。
インテーク→アセスメント→プランニング→インターベンション→モニタリング→エバリュエーション→アフターケアの展開の内容と,それぞれの段階で留意すべき事柄を整理しておきたいですね。
ここでの正答率は、例年本試験当日より弊社HPにて開催いたします「自己採点会」からのデータです。