東京アカデミー大阪校
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こんにちは、公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
こんにちは、公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
先週のブログでは、「面接対策」について掲載しましたが、今回は模試を受験したあとの、「個人成績表」と「全体データ」の見方についてご紹介します。
第1志望の最終合格を目指すうえで、本試験の一番の練習である模試は非常に重要な存在になります。
また模試を受験した効果を最大限に活かすためには、ただ正解、不正解を確認するだけではなく、成績表の有効な活用方法を知る必要があります。
模試は「受けた後にどう対策するか」が重要です。
東京アカデミーでは、1月23日にチャレンジスタート模試を実施しましたので、こちらの模試成績表をもとにご説明します。
【志望先別成績】
東京アカデミーの模試では、第1志望~第6志望まで自由に選択して、同一志望先受験者の平均点とその中での偏差値・順位を把握することができます。
さらに、総合成績だけでなく教養試験、適性試験それぞれの偏差値や志望順位も確認できます。ライバルと比べてどの試験対策が足りないか確認しましょう。
【総合成績】
志望先毎の模試成績データの他に、全受験者を対象とした総合順位を知ることもできます。
自分の正答率と全国の平均正答率を比べてあと何問(何%)正解しなければいけないかを意識し、
足りない点数をどのように補っていくかを考えて、今後の学習計画を立てましょう。
✅ チェックポイント【志望先別成績 ・総合成績で確認して欲しいこと】 |
【分野別成績】
社会科学や人文科学など各分野別の得点や正答率・偏差値が確認することができ、自分の苦手分野と得意分野が成績バランス(偏差値)を使って一目で分かります。
得点が平均点より低くなっている科目は要チェック!偏差値50以下の分野があるとライバルに差を付けられてしまいます。
また受験先の出題パターンによって科目ごとの問題出題数が異なる場合がありますので、自分の志望先の出題パターンを今一度チェックし、今後の学習で優先すべき科目の見直しを行いましょう。
【成績推移】
この項目では過去に自分が受験した他の模試との成績の比較ができます。
前回もしくはそれ以前の模試からどれだけ成績を伸ばすことができたか、
また模試毎の正答率を比較することでどの試験タイプの問題が得意・苦手なのかを把握しましょう。
✅チェックポイント 【分野別成績 、成績推移で確認して欲しいこと】 ☐ 各分野の偏差値をもとに、できている分野、できていない分野を確認する。 ☐ 学習に力を入れている分野(科目)において、偏差値が50以上になっているかどうかを確認する。 ☐ 以前の模試成績と比べ、偏差値が上がっている(下がっている)のかを確認する。 |
【設問別成績】
模試において非常に重要になってくるのがこの「設問別成績」です。ここでは各問題の全体の正答率が確認できます。
全体の正答率と自分の回答によって成績表の科目の右側▼のマークが表示されます。
もしあなたの成績表の科目の右側に「▼」マークがあった場合は要注意です。
▼マーク:正答率50%以上の問題で不正解の場合に表示
▼マークがある問題は多くの受験者が正解できているのに自分が不正解だった=ライバルに差をつけられてしまっている科目になる為、
基礎知識からの復習が必要となります。この問題は絶対に外せないと考えても過言ではありません。
(もし時間が無く問題を解けなかった場合には、時間配分に課題があるため、そこに注意をして、時間を意識した学習も取り入れましょう。)
✅チェックポイント 【設問別成績で確認して欲しいこと】 ☐ 教養試験で正答率50%以上の問題「▼」が何問あるかを確認する。 |
実は東京アカデミーの模試では通常の成績表の他に全体データも提供しています。
そしてこの全体データの中には、偏差値席次表、志望先の偏差値分布表の他に、各問題の選択肢別解答率も記載されているのです。
【偏差値席次表】
教職教養、適性試験、総合成績の得点と偏差値・順位の関係をそれぞれ表しています。
個人成績表「分野別成績」の「平均得点率」が何%上がればどのくらいの偏差値・順位になるのかを表示しています。
「次は○点を取る/○位を目指す」などの目標をより明確に立てやすくなりモチベーションの維持に役立ちます。
【設問別解答率表】
①選択問題別解答率
選択問題別回答率では「全体の何%がその選択肢を選んだのか」を表示しています。
特に正答率が高い問題を外してしまった際に、「自分の選択肢が他に選んだ人が少ない肢だったのか」、「2番目に多い選択肢だったのか」をチェックすることで、
その科目を基礎から勉強する必要があるのか、それとも応用力が必要になるのか確認し対策を取ることが出来ます!
②難易度
難易度の欄では*の数で受験者全体の正答率を表示しています。
全体の80%以上が正解している問題を間違えていた場合は危機感をもってその分野を復習しなければいけません。
逆に全体の20%未満の受験者しか正解していない問題を間違えた場合は過度に落ち込む必要はありません。
問題の難易度は復習に割く時間などの目安にもなりますので、効率的に模試のやり直しができます。
模試受験後の成績表もしっかり確認して、今後の学習に役立ててください!
【第1回模試】
■会場受験日:2022年4月29日(金・祝)
教養試験10:00~12:00/適性試験12:10~12:35/作文試験12:50~13:15
■WEB申込締切日:4月26日(火)
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