東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当です。
本日は、昨年の東京都教員採用試験に合格した立川校のチューター・鈴木さんに教職教養の学習法についてお聞きました。学習の参考にご確認ください★
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今回は教員採用試験の一次試験科目 教職教養の対策の仕方についてお話します。
教職教養は小学校・中高各教科・養護教諭・特支等の教科の受験でも必ず必要になってくる科目です。教職教養の学習は幅が広く、完璧を目指すときりがないので100%ではなく自分の中での合格ラインを決めて勉強をしていくことが大切だと思います。
私は、昨年の1月に初めて東アカで模試を受けたとき、60点満点中28点という半分以下の得点をとりました。大学でも主に1.2年生の時に教職教養の内容を学習していましたが、すっかり忘れていました。
そこでまず、過去問・参考書を用いて東京都の教職教養試験ではどのような問題が出てどのように学習していけばよいのかという傾向分析をおこないました。教材にはご丁寧に過去五年間の頻出分野、傾向分析などが記載されている物が多いので始めにしっかり読んで、学習するにあたっての優先順位をはっきりとさせることが大切かと思います。東京アカデミーのブログにも頻出人物や頻出憲法が載っていました!!
また、東京都の教職教養では問題文に対して5つの解答から選ぶ選択式になっています。そこで、一言一句暗記して間違いなく書けるようにするのではなく、キーワード、年号、人物などを結び付けられるようにすることを念頭に置き学習を進めていくと効率よく学ぶことができると思います。
傾向分析をし、大体の学習計画を考えた後は、まず、参考書を隣に置き、読みながら問題集を解きました。いきなり解いても分からない問題の方が多いので、問題を読む→参考書の中から該当箇所を探す→答える→答え合わせをする、という流れの中で理解していくようにしました。また、その日解いた問題はその日のうちに参考書を読まなくても解答できるようにし、量をこなすよりしっかりと定着させることを意識して学習を進めていきました。
次の段階としては、試験問題形式の5択問題を解き、正答を見つけるだけではなく他の選択肢の違う点がどこなのかもきちんと理解していくようにしました。過去問を見ていると同じような文章が誤答として選択肢に入っていることもあり、よく使われるなと思うこともありました。
試験日近くになってからは、ひたすら問題を解くのに加え、東京アカデミーの教材の「教育時事データブック」「県別直前対策テキスト」を用いて東京都独自の政策や、近年発行された東京都の施策についてしっかり知識として頭に入れることで東京都の教職教養の問題について満遍なく学習を行うことができました。東京都独自の問題は結構出ます!!
以上、私が教職教養対策で行った学習方法です。あくまで一例であり高校受験、大学受験を通して自分に合った学習方法を見つけている方も、もちろんいると思うので、今試験対策をしていて“勉強法しっくりこないなぁ”という方は参考にしてみてください!
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